【取材diary】すべての基本、水について

投稿日:2023年2月23日

こんにちは。
皆さま、どんな休日をお過ごしですか?
先日、無事『セラピスト』4月号の編集作業を終えることができ、
仕事の面では束の間、少しゆったりした気持ちになれている編集部Hです。
(プライベートでは……年度末なので何かと忙しい……T^T)

さて、もうすぐ発売となるセラピスト4月号には、「水で変わるセラピー効果」という特別企画記事が掲載されています。

一口に水と言っても、いろいろなものがあります。
どんな切り口の記事にしようか……実は、リサーチは昨年のうちから始めていました。
しかし、リサーチは超難航!
というのも、「身体に良い」とされる水が世の中には多すぎて、
とてもとても紹介しきれないし、ましてや「これ!」と1つには絞れなかったのです。

そこで、「この水がオススメですよ」というのを打ち出すのではなく、
水について造詣の深いセラピストさんに語っていただくというスタイルの記事となりました。
(彫刻リンパ®セラピストの末吉千佳さんにご協力いただきました。ありがとうございました!)

ただ、逆に普遍的な「水に関する基礎知識」のようなものを網羅できる記事にできたのではないかな? と思っています。


さて、昭和生まれの私は、
小学生の頃、遊び疲れたら校庭の水道の蛇口を上向きにひっくり返して水をがぶ飲みしていました。

汗をかいて乾いた喉には、水道から直の水でも美味しかったです♪

それは例外として、
健康に気を遣う母に育てられたので、かなり早い段階から自宅の水道には浄水器がついていました。

口から入れる水は、基本、少し安全性を高くしたものでした。
水に関して恵まれた環境で、「水に味なんてない」と思って過ごしていた私ですが、
高校生のとき、修学旅行先の料理やお茶の味に、悪い意味で驚愕!
同級生と「仙台の水は美味しいのね!」と語り合って郷土愛を新たにし、
初めて「不味い水もある」ということを知りました。

地元の英雄・伊達政宗公


時は流れ、富士山の麓、山梨県の大学に進学した私。
水道水はほぼ富士山の湧き水みたいなものだったのに「水道代が日本一安い」と言われる市で、何となくでキッチンの蛇口にはホームセンターで購入した浄水器をつけてはいましたが、今思うと、ミネラルウォーターで洗車していました!

東京に買い物に行ったときにペットボトルの水を購入して飲み、
「え? 水道水と同じ味じゃない?? これでお金取っちゃう??」と驚いたくらいです。


大学を卒業して首都圏で暮らし始め、1週間足らずで髪の毛と肌がボロボロになりました。
というか、引越し先のアパートのシャワーで髪を洗ったら、髪の毛がギシギシしました。
そりゃそうですよね。
それまで4年間、入浴も洗髪も洗顔もミネラルウォーターでやっていたことになるのですから!

水の大切さを痛感した私は、以来、ちょっと高めのシャワーヘッドを取り付け、飲食に使う水は購入するというライフスタイルになりました……。

水に関して、一度肥えてしまった舌が戻ることはありませんでした。

そして、ミネラルウォーターや浄水器など、水に関しては、本っ当にいろいろなものを試してきました。


最近は、残念ながらそうではなくなってきたのかな? と思うような事件も多いですが、
「日本人は水と安全はタダだと思っている」
などと言われることもあります。
でも、その「タダだと思っている」水に関して、本当にいろいろな商品が出回っていますね。

ペットボトルに入って売られている水でも、
100円ショップで売られている2Lボトルもあれば、500mlで1,000円以上するものまで!
(私はお目にかかったことはありませんが、聞くところによると、2Lで2万円以上のパワーウォーターなんかもあるそうです!)
さらに、ウォーターサーバー、浄水器、活水器、セントラル浄水器、湧き水……。
全部を試してみることなんて、とてもできないです……。
そんな中で、自分の懐事情ともシビアに相談しながら、納得できる水を選ぶことが大切なんだろうな、と思います。


弊社の所在地は東京都。
その東京都水道局では、美味しくて安全な水道水を目指してさまざまに取り組んでいるようです。

少し前、道を歩いていたら、ペットボトル入りの「東京水道水」を手渡されたことがあります。
飲んでみると、まあまあ普通に飲める味ではありました。
水質のイマイチな地域の水道水よりは、明らかに美味しいです。
ただ、これは予算のある東京都だからこそ、のことでもあるのです。

日本の水道水それ自体の品質は、51の水質基準項目、27の水質管理目標設定項目、46の要検討項目などで厳しく管理されています。

若干、記事のネタバレになりますが、浄水場から各家庭の蛇口に行き着くまでの道のりで、問題が起こりがちなのです。

老朽化した水道管の中は……。水道工事もおおごとなので、漏水事故が起こるまでは取り替えられる機会ってないような……。

それから、水を育む水源となる森や、使った後の水が流れていく川や海のことも考えていきたいですよね。

海に流れた水はやがて雲となり、また私たちの上に雨となって降り注ぎます。
「天に唾する」という言葉のように、環境を汚す行為は、巡りめぐっていつか人間にかえってきます。

それも、自分にかえってくるだけではなく、
自分の命よりも大切な子どもや孫の世代にまで。

「自分だけが安全な水を飲めればOK」ではなくて、
綺麗事かもしれませんが、世界中の誰もが、いつでも安心して綺麗な美味しい水を飲めるような……。
そんな未来になったら、素敵だと思いませんか?

編集部H

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セラピーライフスタイル総合展「THERAPY WORLD Tokyo 2023」
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