セラピーとエステティックを融合して得られることとは?

投稿日:2018年1月23日

セラピーとエステティック。
この「似て非なる」2つのメソッドがどのように異なるのか、以前このブログに書きました

あれから約2年半が経ちましたが、セラピストがエステティックの技術を学び、エステティシャンがセラピーのメソッドをメニューに取り入れる。
こうした傾向は、益々顕著になったと感じています。

現在発売中の「セラピスト2月号」で、「アロマティック・ビューティー」を特集しています。
精油のチカラでお客さまを美しくするメソッドが満載です。

180123ina.jpg

取材を重ねて思うことは、やはりセラピーとエステティック、双方の技術を持つことは、技術者にとってメリットが多いということ。

今号の取材の際の話ではないのですが、ベテランのアロマセラピストがエステティックを学び、その結果、得られたことについて、次のように語っていました。
指先が敏感になりました!
アロマのボディトリートメントの場合、手のひら全体をセンサー代わりにして、そこに様々な技術を加えていきます。
一方、エステのフェイシャルの場合は、主に指の第一関節から先、つまり小さい範囲の面積を使って、より細かなことが要求されます。

また肌質を見る場合は、触ったり叩いたりしながら色々なことをチェックし、毛穴の形なども確認するため、指先の精度を上げる上での集中力が必要とされます。
そのため、マクロ的にボディを見るケースとは、感覚が異なるのです。
この方は、エステティックを学んだ結果、ボディの施術をする時もセンサーが敏感になり、チェックポイントや見方も変わり、それまで以上に身体や肌の状態が理解しやすくなったそうです。
このケースは、あくまでも一例ですが、きっとセラピーとエステティックを学んで得られる効果は、多々あることでしょう。

編集部I

おすすめ記事

【11/5開催】「薬草魔女のレシピ365日」重版記念無料イベント開催!

自然を大切にし毎日の暮らしを楽しむヒントが満載の「薬草魔女のレシピ365日」(BABジャパン)が、このたび重版出来! そ …
はじめての中医学_新刊

プロに! すべての人に!? 使える「中医学入門書」発売中

こんにちは! 6月後半ともなると、気温と湿度の高さにやられて、日常生活だけでグッタリ疲れてしまいます。いわゆる「不快度指 …

「”祈り”と”エネルギー医学”」フォーラムが7月8日(土)に開催!

白鳥哲監督によるドキュメンタリー映画『祈り』 治癒につながる「祈り」の力を最新科学で解き明かす。医師や映画監督らのトーク …

新刊&新作DVD