森の防波堤プロジェクト

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おはようございます、岩名です。

突然ですが、「森の防波堤」プロジェクトをご存知ですか?
12月10日にソフィアフィトセラピーカレッジが主催する
「ドイツの植物療法を学ぶ会 日独環境植物療法研究所 第4回シンポジウム」
が開催されました。

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(写真左が宮脇先生、右がソフィアフィトセラピーカレッジの学校長・池田明子さんです)

シンポジウムのゲストとして、横浜国立大学名誉教授の宮脇昭先生が登場!
宮脇先生は「3.11からの復興~緑の防波堤づくり」と題した講演を行いました。

震災によって出た瓦礫を6800億円かけてただ単に処分してしまうのではなく、
瓦礫を土と混ぜ、穴に埋め、
そこに地中深くに根をはるシイ、タブノキ、カシ類を中心に
混植・密植させて「森の防波堤」をつくったらどうだろうか?
という提案がありました。

詳細は『セラピスト』2月号をご覧いただきたいと思いますが、
宮脇先生は「木を植えることの意味」や
「なぜ今森をつくらなければならないのか」を哲学的にお話しくださいました。

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未曾有の東日本大震災を受けて、宮脇先生は次のように語っています。

幸福とは今生きていること。
生きがいとは今すぐどこでも誰でもできることを足もとから
前向きに進めていくことだと思います。
命ほど大事なものはありません。
今生きているのは宇宙の奇跡。
未来に残すものは、あなたの愛する人の命。
震災で亡くなった方の魂を弔うと同時に、
生き残った人が数千年先まで命をつなげられるようにしましょう。

宮脇先生は地球や人類のために、
国内外1700ヶ所以上で植樹活動を行っています。

私もぜひ来年は「植樹祭」に参加したいと思います!

さらに詳しく知りたい方は、宮脇先生の著書
『瓦礫を活かす「森の防波堤」が命を守る』をお読みください。

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