
先週末は編集部一同、「セラピーワールド大阪」で関西にお邪魔していました!
西日本の皆さまや先生方と直接お会いでき、たくさんの刺激と癒しをいただいた2日間。ご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました。
……と、楽しいイベントだったのですが、実は準備中に無理な体勢を続けてしまい、初日に腰を痛めるというハプニングが(汗)。
そこで、会場でボランティアスタッフとしてお手伝いくださっていた大阪の鍼灸師さん・雪下さんに、イベント終了翌日、施術をお願いすることになりました。というわけでお邪魔したのが、雪下さんの勤務先「Aime鍼灸院」さん。
実は私、人生初の鍼です。
以前ぎっくり腰になったときも「鍼良いよ!」と勧められたことはあったのですが、「施術中に地震が来たらどうしよう……」なんて妙な想像ばかりしてしまい、結局受けずじまい。臆病すぎる。。。
そんな話をすると、「大丈夫ですよ。全身に刺したままではなく、部位ごとに施術していきますし、私もずっとそばにいますから」と言ってくださり、このチャンスを逃す手はないと今回ついに決心がつきました。
いざ!!!

伺ったのは、大阪は梅田・中津駅からほど近い「Aime鍼灸院」さん。女性鍼灸師さんのみというのも、初心者には安心材料になるかも
施術は、肩・首からスタート。まずは指の押圧で筋肉をゆるめ、そのあとに鍼を打っていきます(※この辺りは流派により異なるようです)。
最初の一本は、やっぱり少し緊張しました。
消毒されると注射を思い出してドキドキ……。実際に刺さる瞬間は「チクッ」とします。「あ、ちゃんと針なんだ」という当たり前の感想が最初に浮かびました(笑)。
とはいえ、痛いというほどではありません。
むしろ不思議だったのは、刺さったあとは「あれ? 今どこに鍼があるんだっけ」と分からなくなること。ちゃんと刺さっているはずなのに、存在感が消えてしまうんです。身体の感覚って面白いですね。

今回は自身で体験してきたため、施術写真を撮ることが叶わずイメージカット。残念!
肩のあとは後頭部へ。
ここでは、刺した鍼を指で揺らし、直接内部に働きかけるテクニックも登場します。「筋膜の癒着している部分は、刺した時にムチムチとした感触があり、そこを緩めています」と説明を受けながら施術が進みました。
しばらくすると、自分の中だけで「プチプチ」と小さな泡がはじけるような感覚が出てきます。もちろん実際に音がしているわけではありません。
雪下さんいわく、このとき施術者は指先の感触が変わることで、筋膜が緩んだことを感じ取っているそう。職人技、すごい!
最近は「ファシア」という言葉をよく耳にしますが、東洋医学では昔からこうした皮下の構造と変化を経験的に捉えてきたのだと思うと、とても興味深く感じました。
途中、鍼に低周波の電気を流す施術も体験。整形外科などで受ける低周波とはまた違い、身体の内側から刺激されているような感覚です。固まっていたところが少しずつほぐれていくのが分かりました。
肩首、後頭部、腰、背中(脊柱沿い)、足……という一連の流れの中で、個人的に一番印象に残ったのが「足の甲」です。
ここだけは最後まで「鍼がある!」という存在感が消えず、「もしかして深く刺さっています?」と思わず質問。でも実際は特別深いわけではないそうです。ほとんどの部位は5〜10㎜程度で、足の甲も同様。むしろほぼ無感覚だった腰の辺りには、なんと5㎝ほど刺していたと後で聞き、驚きました。
「私が初めて鍼治療を受けた時も、足の甲は、貫かれた⁈と思うほどの感覚があり驚きました(笑)。その驚きが、鍼灸を勉強しようと思ったきっかけでした」と雪下さん。

本場台湾で学んだ技術も提供される院内には、施術道具に混じって、台湾ゆかりの漁師網バッグも発見

手乗りサイズの可愛いタコかっさは、施術の中にも登場。頭部を心地よく流してもらいました
施術後、鏡を見ると頬の血色が明らかによくなっていて、腰もずいぶん軽くなっていました。
今回「腰を何とかしたい」という気持ちで受けたのですが、終わってみると一番面白かったのは、身体の反応そのものでした。
鍼一本でこんなに感覚が変わるんだ。
身体って、本当によくできているんだな。
……そんなことを改めて実感した時間でした。
今回は取材の予定ではなかったのですが、ちょっと興味深い体験だったのでブログに書いてみました。
「鍼ってちょっと怖そう」と思っている方は、きっと少なくないはず。私もその一人でした。
もちろん感じ方には個人差がありますが、実際に体験してみると、怖さよりも「身体って面白い!」という驚きの方がずっと大きかったです。
少しでも気になっている方の参考になれば嬉しいです。
編集部T















