ただ一輪でいい 生花を絶やさないサロン空間で心澄む

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まさかの夏日で、東京では桜が開花した日。私事ですが、子どもの卒業式を迎えました。
(先生方が入学式に桜が散っていないか心配されていました(汗))

下級生たちが手作りしてくれた桜をモチーフにしたコサージュを胸に、お祝いの赤いカーネーションに卒業証書を掲げ、成長した姿に感動ひとしおでした。

やはり花って、人生の門出や日常を彩ってくれる存在ですよね。

拙宅は「生花を絶やさない」ことをモットーにしています。
もちろん忙しさにかまけて、できていないときもありますが、定期的に花を買うことは習慣にしてます。

1、2週間に一度、茎の長い状態で買って、玄関やリビング、寝室や書斎に飾ります。手入れして徐々に短くなっていったら、洗面台やお手洗いへ。

暮らしの折々で花、植物が目に入ること、手をかけることで得られる精神的な効果は、ひとつひとつは小さなものかもしれませんが、積み重なって、暮らしの質を底上げしてくれているように感じます。

生花の師の教えなのですが、なにも高価な花を大輪で買う必要はなく、野に咲くたった一輪でもよいのです。花器だって、なにも大層なものを揃えなくても、ちょっとした空き瓶、小瓶や小皿で十分なのです。

コーヒー1杯の値段で、1週間、2週間と心が安らぐなんてお得にも感じています。

みなさんのサロンでも、生花を取り入れている方は少なくないと思います。
飾られた花からお客さまとの会話が広がることもあるでしょうし、サロンの空間やセラピーの時間もより心澄み、豊かなものとなりますよね。

コロナ禍では、売れ残った花が大量に破棄されることもありました。
なくても生きてはいける、生活必需品ではないからこそ、取り入れることで生まれる心の余裕。大切にしたいと思います。

さて、セラピスト6月号には、そんな花の安らぎをもらえるページもご用意しています。

ブルガリアで一番小さな薔薇蒸留所の蒸留技師・島崎毅さんへ、薔薇の街・カザンラクについてレポートいただいています。島崎さんはセラピストとしてのキャリアも豊富で、カザンラクはエネルギーの高い土地だというお話でした。

蒸留についてはもちろん、街の様子、ブルガリアンローズの歴史的背景についてもレポートいただきます。現地に在住されているからこその熱量あるレポート、美しい街並みやバラ畑の写真を盛りだくさんでお届けしますので、ぜひご期待ください!

余談ですが、いまの若い世代(?)には「バラとカーネーションの区別がつかない」人も少なくないとか。ちょっとショックでしたが、花を愛でることは、文化や心として大切にしていきたいなと感じます。

編集部O

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