里山で学ぶアロマと植物のこと 〜この葉、なんの葉?〜

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こんにちは編集部Tです。
こちらの葉っぱ、何の植物か分かりますか。そう、カンツバキ(寒椿)です。開花時期が11〜2月頃とあって、赤い花弁と葉に雪を乗せている様子は冬らしい光景のひとつですね。でもこの写真、よ〜く見ると一部変色しているのが分かるでしょうか?
これ、チャドクガ(茶毒蛾)の幼虫に食べられた痕なんですって。。。

幼虫から成虫まで変わらず毒を持つ厄介者!のため、発生シーズンには注意喚起のニュースが流れることも多く、皆様もご存知なのではないないでしょうか……(虫が苦手な方、集合体が苦手な方は検索注意です T-T)。彼らの好物はツバキ科の植物、ということでカンツバキも例外なく狙われます。しかも柔らかな葉の裏側から食すため、こうして半分透けたようなまだら模様ができるのだとか。

昨日発売された『セラピスト2月号』にて、特別企画として「魔女の勉強会&研究会『APU』に潜入!」記事を掲載しておりますが、その取材中に教えてもらったエピソードでした。APU(アピュ)とは“アロマセラピー・プラクティショナーズ・ユニオン”の略で、アロマセラピスト及びアロマセラピー愛好家のための、“会員の会員による会員のための会”として、2001年4月に発足された団体です。

取材ではAPUの定例会に参加したのですが、この時は「里山フィールドワーク」ということで、神奈川県のとある野山を訪ねました。樹木医・造園家・ネイチャーガイドである佐々木知幸さんの案内で、自然環境のなかに生育する植物の特性や豆知識をメンバーの皆さんと一緒に学ばせていただきました。自分の目で見て、足で歩き、肌で感じることで、知識とリンクしていくことも多く、代表の竹原弘美さん(「サロンアロマ香屋」主催)の「学校で学ぶことは、アロマの一部でしかない」という言葉にも納得でした。そして、皆さんの尽きぬ熱意と好奇心にも刺激されちゃいました!

アロマ実践者のための活動団体であるAPUメンバーの考える“スクールを出たあと、もっと知見を深める”ポイントや、実際のフィールドワークの様子は記事でたっぷりご紹介していますので、ぜひ読んでみてください♪

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