
「近年、“セルフメディケーション”という⾔葉を⽿にする機会が増えました。⾃分⾃⾝で健康を管理し、軽度の不調に対して⽇常的なケアを⾏うという考え⽅ですが、その中で注⽬されているものの1つが“アロマセラピー”です」
こう語るのは、薬剤師、医学博士として医療に関わる⼀⽅で、IFA認定アロマセラピスト、一般社団法人 日本アロマセラピー学会副理事長として、⻑年にわたりアロマセラピーにも携わってきた久保浩子さんです。

その立場・経験から、久保さんはアロマセラピーについて、次のようにも伝えています。
「医療従事者の中には、精油に対して“科学的根拠が曖昧”“リラクゼーションの域を出ない”と感じている⽅も少なくありません。また逆に、アロマ愛好家の中には“⾃然のものだから安全”“薬より⾝体に優しい”というイメージを持っている⽅もいます。
しかし実際には、薬と精油には共通点もあれば、⼤きな違いもあります。そして、その両⽅を理解することが、精油をセルフメディケーションに活かす第⼀歩になります」
現在発売中の「セラピスト8月号」では、身近な不調や健康課題について、“薬ではどう考えるか”“精油ではどう考えるか”を比較しながら、医療とセルフケアの違いを理解し、精油を安全かつ効果的に活用するための知識を、薬剤師の視点から解説しています。
連載1回目では、「薬と精油」を⽐較しつつ、その特徴を詳説していますが、ここでは、薬と精油を10項目に分けて比較した表を紹介します。

今後、セラピスト誌の連載では、睡眠、痛み、ストレス、感染症、アレルギー、女性特有の不調など、日常で経験するさまざまな症状や不調を取り上げます。
そして、各テーマについて、“薬ではどのように考えるのか”“精油ではどのようなアプローチができるのか”を比較しながら、セルフメディケーションに役立つ知識と実践法をお伝えしていく予定です。
編集部I
















