
実は、小さい頃から「石」が苦手でした。
道端にある石、河原にある丸い石……だけでなく、天然石にもなんとなく苦手意識がありまして。大人になり、ほとんどの人は石に惹かれると知って驚いたものです。
一度タロットの占い師さんにお願いした際、鑑定の最後に「よかったらお1つどうぞ」と、いろんな天然石の欠片が入った箱を差し出されました。一応いただくべきかと考えましたが、「石が苦手なんです」と正直に告白。
するとその方は「石は石だから。何の力もないから大丈夫ですよ」と不思議そうに笑っていました。
いや石に何の力もないなんて嘘だろう、と思いました。
私の感覚では、自然の中にあるうちは、石にも特に違和感を感じません。でも家に持ち帰り、自分の空間の中に置くと……途端に違うんです。
圧といえばよいのでしょうか。何か気配がするような、落ち着かない気持ちになるのです。それが何だか苦手で、距離をとるようにしていました。
そんな私ですが、今の仕事に就き、さまざまなセラピーに触れセラピストさんの話を聞くなかで、ああアレは「波動」だったんだなと腑に落ちました。
自分の経験では「気配」としか形容できなかっただけで、石の持つ波動を感じていたんじゃないかなあと思うのです。

埼玉県・東大宮のサロン「CORAL HEART」。オーナーの柴田有子さん
そして次号の本誌「ストーン」特集を担当しているわけですが(笑)。
先週末に取材で伺ったのは、埼玉県・東大宮のサロン「CORAL HEART」。オーナーの柴田有子さんに石の不思議な力やエピソードをたくさん伺いました。
するとふと気がついたんですよね。このサロンにあるストーンは、すごくクリアで心地が良いなと。
柴田さんによれば、私たちが「石を選んでいる」だけでなく、「石が引き寄せている」側面もあるそうです。つまり柴田さんのクリアで温かい波長に合う石だけがここに集まっているのかもしれません。
石への苦手意識を抱えてきた私が、ひたすら癒されてサロンを後にしたのでした。
取材では実際のヒーリングセッションを見せていただき、これまた神秘的なことがたくさん起こりまして! 次号『セラピスト8月号』記事をお楽しみに。
編集部T

















