
アジアのビューティ業界への発信力を誇る国際総合ビューティ見本市「ビューティーワールド ジャパン 東京」が、5月18日(月)から20日(水)にかけて開催されました。開催場所である東京ビッグサイトの大規模改修工事に伴い、例年より会場内の使用ホールを変更しましたが、3日間の合計来場者は前回を上回る68,174名となりました。
2026年の新ゾーン「KAORI et Parfum」、新たに展開された「ウェルネスエリア」、そして昨年より新設された「クリニックケア」について詳しくレポートします。
「KAORI et Parfum」(カオリ エ パルファン)
自分らしさや世界観を表現する“ニッチフレグランス”に特化した新たな展示ゾーン。高級香水市場やパーソナルフレグランス需要の拡大を背景に誕生し、国内外の個性ある香りブランドを集めた新エリアとして注目されました。天然精油を活かしたボタニカルフレグランスや、日本の植物文化をテーマにした香りも増えており、香りをライフスタイルやウェルネスの一部として楽しむ流れが広がっています。

ニッチフレグランスの先駆者・ジェイコブ・S・ウィードコフ氏が手がけたブランド「CIRO」の展示ブース。

「花火」「磯波」など和をテーマとした新しい香水。馴染みある素材をブレンドした優しい香りが漂う。
ウェルネスエリア
「からだ+キレイ」、「テイスティ」、「フェムモア」、「フィットネス+ビューティ」の4ゾーンを集結した「ウェルネスエリア」は、女性のためのケア全般を扱い、大きな存在感を放っていました。美容機器や化粧品だけでなく、美容食品、サプリメント、フェムケア製品、運動・睡眠・ストレスケア関連サービスなど、ライフスタイル全体を整える商材が集まりました。商品は最新機器のみならず、よもぎ蒸しなど、東洋医学や漢方の温故知新をベースとした商品やテクニックの紹介も見所でした。

不動の人気、よもぎ蒸しを展開するブースも複数見られた。写真は、黄土座器のセットを展開する「夢見るよもぎ蒸し」のブース。

日本美容整骨学院のブースでは、フェムケア矯正のミニ体験会を実施、参加者はその場で効果を実感できた。

近年注目される「腸活」に特化したサプロメントも人気商品。株式会社Bフロンティアでは薬剤師でもある代表が自ら商品を紹介。
Clinic Care ゾーン
「クリニックケア」ゾーンは、医療関係者のみが入場できるエリアとして昨年に新設されました。美容クリニックや医療機関向けの製品・サービスに特化した専門ゾーンで、医療従事者限定エリアとして設けられ、美容医療分野で活用される専売コスメや健康食品、美容機器などを紹介していました。“予防美容”や“ウェルエイジング”への関心が高まっていることも背景にうかがえました。

「Clinic care」ゾーンでは専門セミナーが開催。写真は田中 愛理氏による「ナース=“美の共同クリエイター”」のセミナー。

展示では「ヒト幹細胞培養」など最先端美術を用いた美容医療の商品が紹介されていた。
全体の印象として、美容と健康の距離が近づき、より多様化が進んでいることを感じられました。また、香りや感性、心地よさまで含めた“体験価値”を重視する商品も多く見られました。美容と健康、そして癒しを横断する新しいかたちのビューティに今後も注目です。
編集部M

















