
先週末、久々に昼間から銭湯など行ってみました。
出先で何の準備もなかったのですが、手ぶらの人向けセットがちゃんとあるものですね。入口の券売機でチケットを購入し、のんびりお湯に浸かってきました。
客の大半はご近所の方らしく、入浴セット持参の手慣れた様子でした。銭湯のある日常ってかっこいいです。なにやら皆さん玄人感さえ漂っておりました。
初めての場所に行くのはワクワクする反面、この場の作法に則れているのかとソワソワもします。湯桶や椅子がどこにあるのか、カランの仕様は、お湯の種類は……といちいち勝手が分からなくて、挙動不審です。(これって、私だけでしょうか??)
どのお店でも初回は落ち着かないのですが、銭湯だと、文字通り「身体ひとつ」で右往左往する自分が妙に可笑しくもあります。ドキドキとリラックスと、自分の中のいろんなスイッチが切り替わることで、リフレッシュ体験になっているようです。
さて だらだらと雑記を綴りましたが、次号の本誌特集のひとつが「ポリヴェーガル理論」です。
この単語を聞いて、あれか!とピンと来たあなたは、心理系……あるいはボディワーク系のセラピストさんかもしれません。
『ポリヴェーガル理論とは…?』
米国の神経生理学者スティーブン・ポージェス博士が提唱した、自律神経系に関する理論のこと。人間の自律神経系は、進化の過程で獲得した3つの神経系(腹側迷走神経複合体、交感神経系、背側迷走神経複合体)に分かれている。それぞれが異なる状況下で働き、心身の状態を変化させる役割を持つが、特にトラウマ体験後の心身の状態を理解する上で重要な理論として注目されている。「腹側迷走神経複合体」「背側迷走神経複合体」の2つは、いずれも「副交感神経」に属するが、極度なストレスがあった場合には、異なる反応が起きる。(本誌2025年10月号「リラクゼーションは、心と身体の“最良の薬”」特集)

ごく簡単に言えば、「自律神経には3つのチャンネルがあり、状況によって無意識に最適化スイッチが切り替わる」ということ。これってまるで、冒頭に挙げた私の銭湯体験そのものだなあと思いまして(笑)。
昨日はこのポリヴェーガル理論特集の取材で、西荻窪のとあるサロンを訪れました。
実際のサロンワークの中で、ポリヴェーガル理論をどう活用しているかを伺うなかで出てきた、「私たちは慣れていることや習慣的になっていることを、本能的に<安心>と判断しがちです。けれど、それが生物的に<安全>であるかどうかはまた別なのです」というお話が興味深かったです。
予測可能なものは<安全>で、予測のつかないものは<危険>。私たちに備わった自律神経(脳の原始的な部分)は、本能的にそう判断します。
そこに混じった誤解を身体感覚から解き、<安全>であることを理解させていくのが、セラピーの力なのではないでしょうか。
……と、ちょっと難解な仕組みに思えるかもしれませんが。。。
次号で皆さんがサロンワークに落とし込めるよう、分かりやす〜く紹介予定ですので! 楽しみにお待ちいただければ幸いです。編集頑張ります!!!
編集部T
















