国広富之さん。
『岸辺のアルバム』や『噂の刑事トミーとマツ』といえば、ピンとくる方は大勢いらっしゃるでしょう。1977年に俳優としてデビューし、そのキャリアは50年に届こうとしています。
その一方で、抽象絵画を描く“画家”としても、全国各地で毎年個展を開いています。
彼の描く“抽象絵画”とは、一体どのような絵なのだろうか?
その疑問を解くために、雑誌のインタビュー記事を読んでみました。
〈人間にはトーラスという、自分を中心に循環しているエネルギーの輪があるんです。地球にも循環している磁場のエネルギーがあるし、量子にもその周りを飛んでいるエネルギーがある。これはそういうエネルギーを分かりやすく表現したものなんです〉(週刊新潮2025年1月30日号より)
この言葉の上には、国広さんが描いた絵の写真が載っていて、そこには「丸いもの」=「エネルギーの輪」が、たくさん描かれていました。
1つひとつの“エネルギーの輪”を、じっと見つめてみる。
どの絵も、似ているようで、違うよう。
大きさ、形、向きなど、1つひとつを眺めると、明らかに違う。
さらに、じーっと見つめてみる。
よくは分からないのだけれど、何だが感じるものがある。
言葉にはできないが、今にも動き出しそうな気配がする。
気がつくと、どれくらい時間が経っていたのでしょうか。
見つめ続けていると、その“丸いもの”から、“漲る生命力”を感じるようになっていました。
後日、国広さんにインタビューをする機会があり、こんな質問をしてみました。
「国広さんは、インスピレーションを受けたものを“絵”という“目に見える形”にして表現していますが、この“目に見えるもの”を通して、私たちは何を感じたら良いのでしょうか? また、国広さん自身は、どのように感じてほしいのでしょうか?」
すると、国広さんは、静かに語り始めます。
「抽象絵画とは、観る人を写す“写し鏡”なので、1人ひとりが自由に感じ取れば良いのです。ただし、漠然と観ているようでいて、実は何かを意識し、意図して観ているわけです。何が描かれているのだろうか?と疑問を持ちながら観ていると、絵に個々人の意識のレベルが投影されます。その結果、絵に対する感じ方も1人ひとり変わってきます。つまり、絵を見て何も感じないときもあれば、あるとき急に分かるようになったり“凄い”と思ったりする。それが抽象絵画なのです」
初めて、その絵を見たときに感じた“漲る生命力”は、何だったのか?
その答えは、まだ出ていません。
その絵、「ハイヤーセルフに赦される存在たち」と、国広さんのインタビュー記事は、現在発売中の「セラピスト10月号」に掲載しています。
また、10月25日(土)の「セラピーワールド東京 2025」のメインステージで、国広さんの講演も行います。
観る人を写す、“写し鏡”。ぜひ、皆さんも、自由に感じてみてください。
編集部I
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