和精油の魅力とは

投稿日:2018年2月2日

次号の第1特集の取材が着々と進んでいます。

これまで、あまり触れることが無かった和の香りの魅力を知ることができる、

楽しい取材になっています♪

昔から日本では香りを楽しむ文化が盛んだったようですが、

“和精油”の歴史は浅く、まとまった資料や文献が少ないのが現状です。

和精油は、ヒノキやスギ、ヒバやアスナロといった樹木系と

ユズ、ミカン、日向夏、甘夏などの柑橘系の2つに大別されます。

(和ハッカやシソなどの和ハーブや、お花の精油も増えてきているようです)

取材をすすめていてまず驚かされたのが、日本の柑橘類の豊富さ。

上記の他に、河内晩柑、土佐文旦などのさっぱりした少し苦味のあるもの、

和歌や神話に登場する橘や鏡餅でおなじみの橙などなど。

できるだけいろいろなものをご紹介したいと思っています。

DSC_0070.JPG

(先日インタビューした方が持ってきて下さった柑橘系精油。橘、湘南ゴールド、じゃばら、

シークヮーサー、小夏、ゆず)

DSC_0063.JPG

(先日、展示会でみつけたすだちの精油。すだち特有のみずみずしい香りがしました!)

樹木系の特徴は地域性でしょうか。

例えば、同じモミでも中部地方のものと北海道モミでは、香りが異なってきます。

ヒノキやクロモジ、スギも、地域で異なります。

しかし、言葉と写真だけでは、なかなか香りの細かなニュアンスは伝わりにくいもの。

DSC_0008.JPG

(こちらも展示会で見かけた和精油です。樹木系のものを10種類作っているラピアス電機さんのもの)

自分の出身地の精油を使ってみたり、今住んでいるところの精油を探してみたり…

ぜひ、皆さんお手に取って、それぞれの香りを試してみて下さい。

西洋の精油とは違った、なつかしい香りを体感できます!

編集部AKI

おすすめ記事

no image

エステティック・ビューティーVol.2 歪みと血行不良を改善するトリートメント

現在好評発売中の「エステティック・ビューティー Vol.2」。 大特集は、「プロのエイジングケア徹底解明!」です。 東京 …
no image

ウェーブストレッチ様々。

こんにちは。セラピスト編集部のはんざわです。もう最近ほんとうに極寒ですね。暖かければ、歩いて会社から帰るときもあるのです …
クレイ

新種クレイの特徴や使い方が分かる! 国際クレイセラピー協会前理事「福島麻紀子来日セミナー2019」開催

10月25日(金)、東京のアットビジネスセンター池袋・別館にて、国際クレイセラピー協会(ICA)が主催する「福島麻紀子来 …

おすすめセミナー

おすすめ書籍&DVD