
5月7日発売の「セラピスト6月号」では、「音の波動で心と身体を調律!」を特集します。音の波動は、なぜ心身に働きかけるのか——。そのメカニズムと効果に、取材を通して迫りました。
実は私自身、これまで音楽に対して強い苦手意識を持っていました。小学生の頃、音符やドレミの基礎を学ぶ授業を風邪で欠席してしまい、その後の授業についていけなくなってしまったのです。“何が分からないのか分からない”状態のままリコーダーに向き合う中、楽器の演奏も思うようにできず、いつも太鼓などの打楽器に逃げていました。
そんな経緯もあり、取材先の方々には事前に「知識がなく、むしろ苦手意識があります」と正直にお伝えしました。すると皆さん、口を揃えてこう言われたのです。
「それはまったく問題ありません」。

「音は心を映す鏡。音楽療法は、気の向くままに音を出せばいいのです」
ドイツ音楽療法センターの代表・内田博美さんはこう話します。東京・世田谷区にある教室には、学校では見たことのないような楽器が並んでいました。ここは、「これは何だろう?」と自然に興味が湧きます。シンプルで親しみやすいカリンバ、カラフルな装飾が印象的なジャンベ、深く響くゴング——。“こうしなければならない”という決まりは一切なく、自由に楽器に触れる体験は、もしかすると初めてだったかもしれません。
この日は受講生の方々の様子も撮影させていただきましたが、皆さんの表情がとても印象的でした。まるで瞑想しているかのように静かで、自分自身の内側を見つめているようにも感じられました。

「自分をいちばん癒せるのは、自分の声です。きれいな声も、大きな声も必要ありません。絶対音感も関係ないのです」
ヴォイスワークの音妃先生への取材・ミニセッションは、オンラインで行いました。「自分の声で自分を癒す」と最初に聞いたときは、「いやいや、先生や歌手の声の方がやはりいいのでは?」と思ってしまったのですが——。実際に体験してみると、その印象は大きく変わりました。誘導の声に導かれながら自分の声を出していくと、身体の内側がゆるみ、一本の軸が通っていくような感覚が生まれたのです。どっしりと安定しながらも、心は穏やかに落ち着いていく、そんな体感がありました。
音の持つ力を、ぜひ誌面で体感してください。詳しくは「セラピスト6月号」でご覧いただけます。
セラピスト編集部M
















