「がんばって生まれてきてね」助産師セラピスト・下川りんさんのあたたかな産前ケア

投稿日:2025年5月9日

少し前、桜がちょうど満開となった、春のうららかな日。この日は「セラピスト6月号」の特別企画『助産師セラピストが教える産前ケア 女性のライフステージの変化に寄り添うセラピストになる』の取材で、下川りんさん主宰の「目黒区助産院Sophia」を訪れました。東急東横線都立大学駅から少し歩いた住宅街にあるサロンは、春の暖かな空気をそのまま取り込んだような、優しい雰囲気を醸し出していました。

下川りんさんは、助産師として約25年、整体師として約20年のキャリアをもち、3.5万人以上の施術の実績をもつ「助産師・整体師・セラピスト」です。今回は、「産前ケア」にフォーカスして取材をさせていただきました。

骨盤模型や赤ちゃんの人形を使って分かりやすく説明する下川さん

骨盤模型や赤ちゃんの人形を使って分かりやすく説明する下川さん

妊婦さんの身体が、妊娠初期から中期、後期へと移り変わる中で、どのように変化するのか、ホルモンの変化や、筋肉・骨の構造から解説していただきました。言葉だけでは理解しにくい部分も、赤ちゃんのお人形と骨盤の模型を使って説明していただきました。お話を伺うと、想像していた以上に、全身が変化するため、その影響は、脚や股関節の痛み、胃腸の調子や、呼吸の変化まで、身体のさまざまな部位に現れることがよく分かりました。産後ケアだけでなく、産前ケアが重要なことをより実感しました。

また今回は、下川さんのご友人のつながりで妊娠7カ月の方が撮影モデルとしてご協力をしていただき、実際の施術の様子を撮ることができました。

 

すると、整体の施術を行う途中で、下川さんが妊婦さんのお腹に両手を当てしばらく静かにされていました。その様子を見て、「いまは何をされているのですか?」とお聞きしたところ、「お腹の張りなどを確認しています。あと助産師だからか、お腹の赤ちゃんの背の向きも一応確認してしまうんです。赤ちゃんに『がんばって生まれてきてね』と心の中でエールを送っています」と少しはにかみながら答えられました。妊婦さんを労る姿と、お腹の中の赤ちゃんへの慈しみを感じ、とても暖かい気持ちになりました。

詳しい取材記事は、発売中の「セラピスト6月号」にて掲載していますので、ぜひそちらもご覧ください!

編集部M

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