日本三大香木といえば? 沈丁花、梔子、そして○○○!

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もういきなりタイトル回収してしまいますが、昨年あたりから、市場でも「金木犀」の香りが流行っているようです。
アロマの専門店に限らず、ドラッグストアやコスメショップを訪れるだけでも、「期間限定」と銘打って、あらゆるメーカーさんが金木犀の香り製品を発売しているように感じます。何かきっかけがあったのかしら!?と思いながら、影響されやすい私の会社のデスクトップにも今、金木犀のルームフレグランスが鎮座しております(笑)。

金木犀独特の、濃密で甘い香りは賛否分かれるかもしれませんね(個人的にはとても好きです)。秋の散歩道や、月明かりの下で、「あ、キンモクセイの香りだ」と気がつく瞬間があります。花の姿は見えなくても、甘い香りだけで、植物の存在を確かに感じられることに嬉しくなります。

特有の香りだけあって、プルースト効果(香りに紐付いて、過去の記憶や感情が能動的に呼び起こされる現象)も抜群です。その場その時の様子を具体的に思い出します。
金木犀は英語で「Osmanthus(オスマンサス)」。ギリシア語の「osme(香り)」と「anthos(花)」が語源です。まさにフレグランスのためのお花とも呼べそうですね。
沈丁花(ジンチョウゲ)、梔子(クチナシ)と合わせて、日本でも三大芳香木のひとつに数えられている金木犀ですが、実は原産は中国といわれています。残念ながら日本原産の植物……ではないものの、我々日本人にとっては、懐かしくロマンチックで少し郷愁も誘うような、日本の土地や文化にも根ざした香りのひとつなのではないでしょうか。

少~し古いデータではありますが、セラピストONLINEで紹介した「全国和精油MAP」も、関連記事としてご紹介しておきます。もしかすると出生地や育った土地によって、懐かしい香りと、あまり馴染みがない香りもあるかもしれません。そんな違いも体感しに、ちょっと覗いてみていってください♪

<全国和精油MAP>一覧

北海道・東北の和精油

関東の和精油

東海の和精油

北陸・近畿の和精油

四国の和精油

九州・沖縄の和精油

編集部T

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