ファミリーセラピー特集で思い出した、アートセラピーの効果〜太陽と人間の絵〜

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こんにちは~。

セラピスト編集部のHです。

現在、書店では『セラピスト10月号』を発売しています。

私は、「ファミリーセラピー特集」を担当させていただきました。

 

身体や心の不調を探っていくと、

「家族の問題」に行き当たることが多いとかねてより実感しており、

はじめてこのテーマで特集を組ませていただきました。

 

さて、家族や心の問題に対して、

システムズアプローチ(本誌事例1)や

アディクションアプローチ(本誌事例2)などを始めとして、

自分に合うセラピーを選べるといいな、と心から思うのですが、

(クライアント目線の話なので、セラピストは違うように考えるかもです)

 

「特定のセラピーを一定期間、

とりあえず受け続けてみる&実践し続けてみると、

自分も気づかないうちに、じわじわと自分が変化していく」

というのはけっこうあるな、と感じています。

 

心の状態は、目に見えないものなので、 その変化は自分自身でも分かりづらい。

なので、途中で、「やーめた!」となりやすいのですが。

 

私の話でいえば、もう10年近く前、

個人のアートセラピースクールにて、

アートセラピーの「風景構成法」を月1回受け続ける、

ということを1年以上続けた時期がありました。

 

風景構成法とは、山、川、道、樹、動物、花、石など計11種類のモチーフを

自由に画用紙に描いていく手法です。

 

これをいちばんはじめに、何の先入観もなく描いたとき、

・太陽がやたらと大きい

・人間が簡素すぎる という絵になりました。

 

DSC_1911

(思い出すと、こんな感じの絵)

 

分析的に見ると、

「誰かに甘えたい」という気持ちがあり(太陽が大きい)

自己肯定感が低かったらしいのですが(人が簡素)

 

そう指摘されても、 画用紙を目の前にすると、

どうしてもそんな絵を描いてしまう時期が続きました。

 

しかし、そのワークをスクールの授業として月1回続けていくうちに、

だんだんと、絵の内容が変わっていき、

人の絵は、肉付きがつくようにも変化していきました。

 

DSC_1911

(昔を思い出して再現。アートセラピーを体験すると、

「描きたくないことは絶対に描けないように人間はできている」と実感します)

 

その体験が私の何を変えたかは自分でも分かっていません。

その後、ちょっとした生活の変化がありましたが、

直接的な関係があるかも分かりません。

 

「もしも、それを受け続けなかったらどうだっただろう?」と思うと、

当然、今の私とは違っていたはず。

逆に今よりも、良い状態だったかもしれないですが。

 

ただ、そのときの1年間を通して、

「時間をかけて、うっすらと何かが変わっていく感じ」を

身体の底で得たのは(大げさですがほんとにそう)、

その後の財産になりました。

 

目に見えないものはちゃんとあって、

それに手をかけてあげた分、

必ず変化していくということを。

 

子育て中の方や、保母さんなどは、

子どもの成長を通してそれらを常に体験しているかもしれませんね。

 

ファミリーセラピーの取材でも、こんなお話を聴きました。

「今までは、いくら褒めても『いえいえ私なんて、すみません』が

口ぐせだったクライアントさんが、

セラピーを継続していくうちに、それをだんだんと言わなくなり、

褒めると『そうなんですよ〜。それでね…』と自然に返せるようになったりするんです。

クライアントさんご自身も気づかぬうちに、変わっていくんですよ。

そうすると、『ああ、良くなっているな』と感じる」と。

 

心や家族の問題は目に見えなくて、

解決が難しいように見えても、

それは変化していく可能性がある。

というか、常に変化し続けていることを、

お伝えできればと思いました。

 

ファミリーセラピー特集では、いろいろな角度からの「家族の癒し」をお届けしています。

ぜひご一読くださいませ〜。

 

ではではまた。

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