
奈良県宇陀市で、薬草・発酵文化をテーマにした体験型イベント「宇陀松山薬草発酵博覧会2026」が、5月23日から24日までの2日間にわたり開催される。本イベントは今回で5回目を迎え、「暮らしと薬草・発酵!」をテーマに、「衣・食・住・健康」の視点から薬草の魅力を発信する。
会場は、歴史的な町並みが残る宇陀松山地区一帯。古民家施設や酒蔵、寺院、温浴施設など複数の拠点を回遊しながら、薬草と発酵の世界を体感できるのが特徴だ。宇陀市は、日本最古の薬草園とされる「森野旧薬園」を有し、古くから薬草文化が根づく地域として知られる。そうした歴史的背景を生かし、本博覧会は薬草を現代の暮らしに活かす知恵として再発見する場となっている。
プログラムは多彩で、専門家による講演会や座談会をはじめ、発酵食品づくりや薬草調合などのワークショップが多数開催され、薬草観察会、マルシェなども展開する。沖縄の薬草文化を紹介する講演や、熊本県山都町の薬用植物と食文化に関する講義など、地域を超えた知見も紹介される。
また、気軽に参加できるミニワークショップも充実しており、ビワの葉クリームづくりや念珠づくりなど、暮らしに取り入れやすい実践型コンテンツが用意されている。さらに、会場の1つである町家を活用した屋台村では、地元の食や発酵食品を楽しむことができ、来場者の交流の場としても機能する。
人々の健康と生活を支えてきた薬草と発酵の伝統知を、体験と学びを通じて次世代へとつなぐ本イベント。専門家から一般参加者まで幅広い層が交わることで、新たな価値創出の場としても注目されそうだ。
「第5回宇陀松山薬草発酵博覧会」
テーマ:暮らしと薬草・発酵!
サブテーマ:「衣」「食」「住」「健康」
日時:2026年5月23日(土)-5月24日(日)10:00-17:00
会場:奈の音、久保本家酒造、報恩寺、あきののゆ、松山会館など
内容:薬草・発酵に関す講演会、ワークショップ、薬草観察会、マルシェなど公式サイト:https://uda-yakusou.net/













