日本一の、その先に

投稿日:2015年5月29日

先月、パシフィコ横浜で開催された、「第5回エステティックグランプリ」。
モデルサロンプレゼンテーション部門でグランプリに輝いたのは、東京・目黒で個人サロン「haru」を営む、関口晴美さんでした。

150529ina.jpg

彼女が今日まで歩んできた道のりは起伏に富んでいて、限られた文字数や時間内では、容易に伝えきることができません。

20代中頃、富良野塾の12期生として、苦楽を共にした集団生活。
「凄いところに来ちゃった……」と思いながらも、全力で駆け抜けた2年間の出来事。

20代後半、生涯を共にするご主人との出会い。
その時、突きつけられた、役者としての限界。

30代になり、初めて飛び込んだセラピーの世界。
そこで、毎日のように厳しい指導を受け続けてきたこと。

1つひとつの出来事が彼女の血肉となり、個人サロン「haru」の、関口晴美さんが形作られていきました。

「スクールを卒業してすぐに開業するのは、なかなか難しいでしょうね。
厳しい下積みや接客を経験し、鍛えられた上で独立した方が良いと思います」

グランプリ受賞から数日後、取材の際に語ったその言葉は、彼女の人生経験の重みゆえに、心に響きました。
モデルサロンプレゼンテーション部門でグランプリを受賞した、関口さん。
でも、彼女は「技術者ですから、やっぱりフェイシャル技術部門でグランプリを取りたいです」と言います。

ゴールのない階段を、しかしながら着実に、一歩一歩のぼってゆく関口さん。
その姿に憧れ、あとを追うセラピストやエステティシャンたちが、きっと全国各地に増えはじめていることでしょう。

稲村

おすすめ記事

日本最大規模の“セラピスト”の祭典「セラピーワールド東京 2025」 明日から2日間開催! 健康・美容・癒しのあらゆる情報が集まる、見つかる、2日間!

  全国のセラピストや美容家、自然療法愛好家に加えて、「健・美・癒」にまつわるメーカー・ディーラーが一堂に会す …

寒い季節に忍び寄るアノ症状 〜「魔女の一撃」にご用心〜

こんにちは、編集部Tです。 朝晩の冷え込みのせいかここ数日、腰痛再発中です。思えば人生初のぎっくり腰をやったのも、とびき …

側弯&ねじれの肩こりを自力でなんとか回避!「姿勢分析」の恩恵✨

この間、少し風邪をひいてしまい、ヨガを2〜3回続けて休んでしまったのですが、 その後…先週末、左肩がめちゃくちゃ痛い肩こ …

新刊&新作DVD