PRエスグラの底力、それはまるで日本の「大家族」のよう……

投稿日:2014年4月28日

先週行われた「第4回エステティックグランプリ」。
今年も全国予選を経て選ばれた3つのエステティックサロンがプレゼンテーションを行い、日本一のモデルサロンが決定しました。

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エステティックグランプリでは、接客力、技術力、教育力、経営力、発信力などの要素をバランスよく備えたサロンを「モデルサロン」としています。

一概には言えませんが、グランプリファイナル(決勝大会)に進むまでに、主に接客力、技術力などが試され、この日のプレゼンテーションでは教育力や発信力、そして「エステティックに対する熱い想い」が問われます。

これまで第1回大会から、グランプリファイナルに出場したすべてのサロンのプレゼンテーションを聞いてきました。
そこで語られた1つひとつの言葉は、会場を埋め尽くしたエステティックに関わる人々の心の琴線に触れ、涙を誘いました。

ある時は、エステティックに対する世間一般がもつ悪しき印象に対して、彼女たちの日々のおこない、エステに対する熱い想いとプライドが真っ向からぶつかり、共感と感動が会場を包みました。

またある時は、お客さまとエステティシャンとの紆余曲折の物語が1人の女性を大きく育むストーリーが披露され、エステティックという人と人とが向き合うことで生まれるドラマの奥深さに、心を打たれました。

今年のプレゼンテーションで、深く心に残ったのは「スタッフ間の団結力」を築くことの、難しさと尊さ。
日頃、お客さまに対して100%の力で向き合っているエステティシャンやオーナーたちですが、同じエネルギーを、いつも隣にいるスタッフに向けているかというと、自信を持って「はい」とは言えないケースが多いようです。

従業員を信じ切れず、一度は壊れた信頼関係。
辞めていくスタッフたち。

しかし、そこから本音で向き合い、お互いを信じることで、人と人、心と心が少しずつ距離を縮め、やがては決して切れることのない強い「絆」を形成してゆくストーリー。

1つひとつの物語を聞いていると、それは、まるでかつて日本社会の象徴であった「大家族」であり、サロンを建て直したオーナーたちは、「日本を代表する父」のようでした。

近年、そのような環境は薄れてしまい、コミュニケーションもどんどん希薄になっている中で、エステティックサロンが、そのような世界が作り上げていることに驚きました。

しかしエステティックの現場では、人と人が閉ざされた空間で、長時間に渡って真摯に向き合う濃密な空間が築かれます。
そのため、決して「コミュニケーションそのもの」に鈍感になるわけはなく、むしろ人の心に非常に敏感な人たちが育まれていくのです。

エステティックは「仕事」ではありますが、そこだけを見ていては、決して成立することはありません。

言葉にすると安っぽく感じてしまうかもしれませんが、「人を信じる」ことが、どれだけ「人を変えるか」を実感した、今年のエステティックグランプリでした。

稲村

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