「ないものは、自分で作ってしまえばいい」。こうして彼女は、わずか数年で、人気のセラピストになってゆく――

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群馬県富岡市で、14年前にサロンをオープンした安藤由美子さんは、3人の子を持つシングルマザー。
現在、手に職をつけて子供たちと豊かに暮らしたいママたちを、サポートしています。

2004年の自宅サロン開業から、わずか3年後に、自宅からほど近い場所に店舗をオープンします。

2013年にはスクールを開校し、さらに3年後には協会を立ち上げます。

そんな彼女を高崎市のサロンで取材したとき、印象に残った言葉がありました。

「ないものは、自分で作ってしまえばいい」

ひとつ目は、まだセラピストになる前のこと。
子育て中に、ひどい肩凝りに悩まされていた安藤さんでしたが、子供を連れて行くことができるサロンが、なかなかありませんでした。
その経験があったため、「いつか、子育て中のママたちを癒したい」と決心します。

そして――
「自分がお客として行けるサロンがない。ないものは、自分で作ってしまえばいい」

ふたつ目は、スクールを開校し、教え子たちがセラピストとして活動し始めたときのこと。
かつて安藤さんが学んだスクールは、卒業後のセラピストをサポートする場がありませんでした。
その経験を踏まえて、自身の卒業生をサポートできる協会を設立します。

その時も――
「自分がセラピストとして活動し始めた時に、こういうサポートがあれば良いなということを実践しています。そうです。ないものは、自分で作ってしまえばいいんです」

ないものは、自分で作ってしまえばいい――
実はこの言葉、安藤さんが大好きな、松田聖子さんが雑誌で語っていた言葉なんだそう。

憧れの存在を脳裏に描きながら、自らもその言葉の通りに実践していったのでした。

同時にこの考え方は、サロンを開業し、軌道に乗せ、活躍している多くのセラピストさんたちに共通するものなのかもしれません。

現在発売中の「セラピスト8月号」に、安藤由美子さんの「セラピスト・ドキュメンタリー」の記事を掲載しています。

編集部I

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