
イタリアで開催中のミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック。連日、日本人選手の素晴らしい活躍が届き、寝不足気味の方も多いのではないでしょうか。
こうした大舞台で選手が最高の結果を残すとき、私たちの目には見えない場所で、一滴の精油、一押しのアプローチを行う「セラピスト」の存在があります。
以前のブログでは、神崎貴子さんや広橋憲子さん、そして「なでしこジャパン」の黄金期を影で支えた下川路さやかさんといった、オリンピアンをケアしてきたセラピストの先駆けたちを紹介しました。
今、その「支え」の形はさらに多角的、そして専門的に進化しています。

例えば、メンタル面でのサポート。今大会でも注目される心理的コンディショニングにおいて、浮世満理子さんのような心理カウンセラーや、メンタルトレーナーの役割は欠かせません。
過酷なプレッシャーの中で「いつも通り」のパフォーマンスを出すために選手を支える。これもまた、セラピストや心理カウンセラーを介して行われるセラピーの力と言えるでしょう。
また、物理的なケアの現場では、上原健志さんのような柔道整復師でありセラピストでもある専門家が、世界を舞台に活躍しています。
かつて上原さんは、セルビア共和国のレスリングナショナルチームをケアした実績をお持ちです。
「痛みを止める」だけでなく「より動ける体を作る」ためのアプローチは、国境を超えて、世界トップレベルの選手たちの支えとなったのです。
以前ご紹介した神崎さんたちが切り拓いた道は、今やメンタル、フィジカル、そして香りの力までを網羅した、「サポートチーム」へと広がりました。トップアスリートを支える技術は、実はセラピストがサロンで提供している「日常のケア」の延長線上にあります。
大会はまだ続きます。メダルの輝きとともに、その舞台裏で選手を支えるセラピストたちの情熱にも、思いを馳せてみたいと思います。
編集部I














