大型連休(ゴールデンウィーク)も本日が最終日。今年はカレンダーの関係で、最大でも4連休という人もいれば、有給を活用して11~12連休だった人もいたようです。
外出先に関しても、例年よりは比較的近場に出かけるケースが多かったようで、私自身も居住地である県内の自然を満喫する時間を過ごしました。
その中の1箇所が、千葉県・房総の田園風景に佇む、素朴で懐かしい山里の一角にある「茂原牡丹園」。
現地でいただいたパンフレットによると、園の母屋は1730年、長屋門は1873年の建造物であり、国の登録有形文化財に指定されている、千葉県でも数少ない民家の1つであること。
そして当地は、故速水御舟画伯の故郷であり、大作を描いたゆかりの地でもあるそうです。
また、牡丹の収集と栽培は1979年からはじめられており、1983年に「茂原牡丹園」として開園、現在では5,000㎡の園内に、約200種・2,000株が養成されています。
現地に訪れた日には、「牡丹」の他にも美しい「芍薬(シャクヤク)」が咲いていましたが、その見分けはなかなかつきにくく、あとで調べてみると、葉の形が特徴的だそうです。
ツヤがなく切れ込みがあるのが「牡丹」
ツヤがあり切れ込みがないのが「芍薬」。
そして、花言葉を調べてみると、牡丹が「王者の風格」「富貴」「壮麗」「恥じらい」「誠実」などで、芍薬が「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」とあります。
牡丹の堂々と大きく咲き誇る姿は正に「王者の風格」を感じさせ、芍薬の夕方になると花を閉じてしまうという習性が由来となっています(諸説あるようです)。
一方、園内で一際存在感を放っていたのが、枝先に真っ白な大輪の花をつけた「大手毬(オオデマリ)」。その形は一見、「紫陽花」のようにも見えますが、その名の通り大きな手毬が高さ3〜4mの木々に咲き誇っていました。
ちなみに、英名はジャパニーズ・スノーボール(Japanese snowball)というのだそうです。
牡丹や芍薬はもちろん美しく見応えがあったのですが、この大手毬をじっくりと愛でる機会は初めてであり、とても好きな花の1つになりました。
ちなみの、その花言葉は「華やかな恋」「絆」「優雅なたしなみ」でした!
ここ数年、快適に過ごせる春や秋の時期がとても短く感じますが、それだけに限られた期間に自然の中に身を置き、季節を感じることはとても大切なことですね。
編集部I
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