【web特別レシピ公開】“温活”のためのプラスの栄養学

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年末年始を迎え、全国的にも雪景色となりました。底冷えする冬本番の寒さのなか、皆さまいかがお過ごしでしょうか? 本誌で人気連載中の、管理栄養士・川上えりさんによる「セラピストのためのプラスの栄養学」。毎号、なりたい身体作りのために必要な栄養素とレシピをご紹介しています。現在発売中の12月号ではこの時期にぴったりな「未病を払う“温活”で、心身を整える」をテーマに、“万病の元”と言われる「冷え」や「低体温」が引き起こす不調メカニズム、基礎体温を上げるための「代謝&血流UP」方法について解説。新春にふさわしい、川上さんおすすめの“温活レシピ”をweb限定で特別に公開します!
構成◎本誌編集部

麹甘酒

材料

・米…1合
・みやここうじ…1袋(200g)

作り方

米を研ぎ炊飯器に水とともに入れお粥を作ります。
炊きあがったら60°Cまで冷まします。
※炊飯器の保温〈低〉は約60°C
※キッチン用の温度計がない場合は、沸騰したお湯と水道水の水を1:1で割ると約60°Cくらいになります。それと同じくらいの温度まで下げてください。(少しアナログですが……)
60°Cまで下がったお粥の中にほぐした麹菌を入れ混ぜます。
炊飯器の60°C(保温〈低〉)のまま6~8時間発酵させます。
甘みが出ていたら成功!出来上がりは約900mlくらいです。そのまま召し上がってもいいですが、ミキサーにかけるとより飲みやすくなります。サラサラがお好みの方は、豆乳や牛乳、お水で割っても美味しく頂けます。

おすすめ食材『発酵食品』

「発酵食品は古くから親しまれた食品。発酵することで旨味や栄養価、保存性が増します。善玉菌が多く含まれ腸活で注目を浴びている発酵食品ですが、代謝を上げる酵素も多く含まれているため温活にもオススメです。発酵食品に含まれる善玉菌の多くは熱に弱いため、調理をする際は火を止めて入れたり、加熱時間を短くすることをオススメします。でも安心してください、死滅した菌も体内の善玉菌の餌となります」(川上さん)

他にも、「セラピスト12月号」本誌では2つの“温活”食材レシピ「山芋ステーキ」「くるみ味噌」を紹介しています。まだまだ冬はこれからですので、水分、根菜、発酵食品の組み合わせで代謝と血流をUPし、身体の中心部からの基礎体温を上げていきましょう!

次号「セラピスト2月号」のテーマは「免疫力を整え、花粉症に負けない体質に」。春に向けて高まる花粉症やアレルギー対策に役立つ栄養素のポイントをご紹介します!3月7日の発売をお楽しみに♪

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