材料
ミツロウ 2g
コメヌカ油(その他の植物油でもOK) 60ml
精油 12~24滴(1~2%)
道具
ビーカー
まぜ棒
湯煎器具
保存容器(遮光瓶)
所要
作り方
-
①
ビーカーにミツロウとコメヌカ油30mlを入れる
-
②
湯銭にかけ、完全にとけたら保存容器に入れる
-
③
ビーカーに残りのコメヌカ油30mlを入れ、お好みの精油を入れる
-
④
2の保存容器に❸のオイルを入れ蓋をしたら、とろみが出るまでゆっくり振り混ぜる
<今回使用した精油>
リラックス用のヘアミルク:イヨカン、クロモジ、ホウショウ
スポーツ後や肩こり対策用のボディミルク:クスノキ、和ハッカ、国産ティーツリー
ミルクと言っても、水を使っていないので保存性が高く、数か月使える便利アイテムです。オイルだけよりも浸透がゆっくりなので、毛先のパサつきにも効果的! 私は、ヘアミルクのブレンドに無香料のミルクを足して精油濃度を下げ、フェイシャルマッサージ&パックにも使っています。
ヘアミルクはトリートメントとして、つやを出したい時のスタイリング剤として毛先を中心に使います。濡れた髪に使う場合は、少なめに。多くつけると髪が乾きにくなります。ほっこり癒される香りを選びました。ボディミルクは運動した後のケアに使います。シャワーの後の保湿を兼ねて、疲れた足や腕に伸ばすと、つや肌にもなり、一石二鳥!
\ 教えてくれたのはこの人!/
工程の❸で精油を入れずに作り、小分けにしてあとから精油を入れると、一度にいろいろな香りのミルクを作ることができます。常温のオイルを後から足すことで、温度が下がり、精油が揮発するのを防ぐ&早く冷めるのでトロミ具合の確認がしやすいです。ミルクの硬さはオイルの量でお好みに調整してください。
古山順子さん
かおりと代表/ひのもとアロマ主宰。アロマスペシャリスト。日本人だからこそ、日本の香りを! 日本各地の林業家や農家と連携し、日本産精油を商品化。日本の植物から精油を作ること、その精油の使い方を伝えています。
http://kaorito.jp