【バリ島、最新スパ事情】ヒーラー中島由美子が感じた「神の島、バリ島での気づき」

投稿日:2023年3月13日


10代の頃から、「いずれ世の中はスピリチュアルな価値観が当たり前になる」と予見し、約40年間国内外のスピリチュアルの指導者たちから、さまざまなセラピーを学んできた株式会社シャンティ アジア プロモーション代表の中島由美子さん。数秘カウンセラー、レイキティーチャー、催眠療法士、バリ島スピリチュアルツアーコーディネーターなどの顔を持ち、セッションやスクールを開催しています。
長年にわたり東南アジアと日本を行き来している中島さんが、先日バリ島の最新スパを体験、そのレポートが届きました! 癒しの島であるバリ島では、今どんなスパが流行っているのでしょうか?

文:株式会社シャンティ アジア プロモーション代表 中島由美子

「ベテランセラピストでお願いします!」の一言を忘れずに!


長いコロナの影響を受けて、バリ島のスパは新陳代謝が進んでいます。潰れた店も多い反面、新しいスパも急激に増え、今やバリは「50m1軒はスパが見つかる」、格安スパの天国です!
この格安な街スパは、1時間800円位から伝統式バリマッサージを受けられます。一方、高級ホテルや高級スパは、海外のセレブ系顧客に対応したスピリチュアルのメニューが増えた印象を受けました。有名ホテルスパに「チャクラヒーリング」「スピリチュアルエナジーヒーリング」などのメニューが増えてきたのです。

どの国でも共通して言えることなのですが、格安なスパほどセラピストには当たり外れがあります。
そのため、「せっかく観光で訪れたのにガッカリ!」とならないためにも、最初に必ず「ビギナーではなく、ベテランセラピストをお願いします」とリクエストすると良いでしょう。
また、日本のエステのような細やかな配慮には欠ける店も多いようです。とくにオイルを使ったエステの場合は、基本的には真っ裸の施術が当たり前。施術時に紙パンツが無いことに抵抗感がある方は、紙パンツをリクエストするか、「下着はこのままで」と主張することをおすすめします。

バリ人の生活に根づく、アーユルヴェーダとは?


インドネシア国民の87%はイスラム教徒ですが、ここバリ島は主にヒンドゥー教の島であるためインドの影響を強く受けています。そのため、アーユルヴェーダが予防医学として長くバリ人の生活に根づいてきました。
アーユルヴェーダは中国医学、ギリシャ医学と並ぶ世界最古の伝統医学であり、約5千年受け継がれた伝統医術です。また、同じ東洋医学である中国の漢方とともに世界保健機構(WHO)によって認められ、代替医療として正式に奨励されている医学でもあります。単なる民間療法というよりは心身を平和に、健やかに生きるための知恵や哲学なのです。

アーユルヴェーダの理論の根幹を成している「トリ・ドーシャ理論」とは?

アーユルヴェーダ には、その理論の根幹を成す「トリ・ドーシャ理論」というものがあります(「トリ=3」「ドーシャ=濁り」)。「ドーシャ」とは身体を構成するエネルギーのことで、このドーシャのバランスが人間の体質や性格などに影響を及ぼすため、ドーシャの乱れが病気を引き起こすと考えられています。
ドーシャは「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という3つの生命エネルギーを持っており、ヴァータやピッタ、カパが余分に増悪するとドーシャが乱れ、病気になります。アーユルヴェーダの様々な技法は、これらのドーシャの乱れを未病の段階で整えることができ、その結果、病を防ぐことができるのです。


その技法の一つである「アビアンガ」(全身のオイルマッサージ)は、過剰なドーシャを溶かしてそのバランスを整えることができます。また、頭部チャクラに温かいオイルを垂らし瞑想状態にする「シロダーラ」は、ドーシャを安定させてくれます。
このように、アーユルヴェーダのさまざまな技法を用いることでドーシャのバランスを整えることができ、毒素の排泄、老化防止などの様々な効果が期待できるでしょう。


バリ人は「人間の身体は神殿であり、神殿に神の魂が宿っている」という考えを持っています。そしてアーユルヴェーダによって浄化を行うことで、身体に宿る神を喜ばせることが出来ると考えています。そのためスピリチュアルな民族であるバリ人は、しばしば神聖なパワーを持つとされる高名なヒーラーが「カリスマセラピスト」を兼任することがあります。
今や数え切れない程乱立しているバリ島スパの中で、今回体験したのはほんの5軒。ここからは、私が体験した5軒のスパを紹介していきます。

「ルビースパ アット アメティスヴィラ (Ruby Spa at Ametis Villa)」


シグニチャーメニューである「アメティスヒーリング」2時間約8000円(サービス税、送迎代別)

今回体験した5軒の中でもっとも感動したのが、クタやレギャンから車で1時間ほどのチャングーエリアにある、「ルビースパ アット アメティスヴィラ (Ruby Spa at Ametis Villa)」です。
まず、リラクシング マッサージによって身体の疲れを癒し、続いて感覚エネルギーを司る、額の第6チャクラにアメジストのパワーストーンを置き、ヒーリングトリートメントを行います。
さらにレイキで自然のエネルギーを取り入れながら、体内のチャクラバランスを整え、ストレスやネガティブ思考を取り去ります。このレイキは、心も身体も元気にする療法であり、初めてレイキを受ける方には入門としてもおすすめです。

こちらは、施術を担当してくれたsupriさん。
上手なレイキヒーラーのヒーリングは、手を離した後もその場にエネルギーが残されているため、まだ手を触れているかのような感覚を持ちますが、彼女の施術は、まさにその代表ともいえるもの。取材だし、スパも受け慣れているし、私自身もレイキティーチャーであるため何とか我慢しましたが、うっかり爆睡してしまうところでした。

さらに、このスパのヒーラーセラピストは、彼女の他にもウブドのカリスマヒーラー「アルサナ師」の弟子、レイキマスター&ヨガマスターの「リンゲン師」がいます。リンゲン師は、スティングや多くのセレブ系顧客を抱えている方なのだそう。
またアルサナ師は、25年前の私のバリ島のヨガと、瞑想の先生でもありました。今やお弟子さんが第一線で活躍している時代になったのだな、と時間の流れを実感します。

「セマナ・スパ The Semana Spa at Villa Semana


「ボディスクラブ+フラワーバス」2時間USD 78.65(約12000円税、送迎込み)

次に訪れたのは、スパマネージャーが「日本の某元総理ご夫妻が、お忍びで来店されたことが自慢です」と語る、ウブド中心部から車で30分程にある山の中のスパ、「セマナ・スパ The Semana Spa at Villa Semana」です。
ここは野趣溢れる絶景ヴィラスパで、贅沢な花の量のフラワーバスに入り、川のせせらぎを間近に感じながら、暖かく美味しいスナックと搾りたてキャロットジュースを頂く癒しの時間を過ごしました。


スパが終わった後も、レストランで寛ぎながらアユン川の絶景を堪能させて頂きました。
ただし1つ気になったのは、着替えをする場所や施術後に髪を乾かす設備などがないところ。トイレで服を着替える習慣がなかったり、スパの後は髪を乾かすことが当たり前の日本人にとっては、抵抗を感じるかもしれませんね。

「ベジアユ beji ayu spa


「チャクラダーラ」90275000ルピア(約2400円)

3軒目に訪れたのは、ウブド中心部に近い老舗の街スパ「ベジアユ beji ayu spa」。ここでは、本格派のアーユルヴェーダが街スパ価格で受けられます。
私が今回受けたのは「カーラチャクラ」。その特徴は、2
人のセラピストによる4ハンドマッサージと、第1〜第5チャクラまでを温かいココナッツオイルで刺激するセラピー。ちなみに第6と第7チャクラは、「シロダーラ」を追加料金でリクエストすれば、同時に受けることができます。

ここは新しい街スパとは異なり、セラピストの当たり外れがありません。長年、安定した技術を提供している老舗で、オーナーのマデ氏は「観光に来ている外国人はとてもストレスフルに見えます。だからアーユルヴェーダのスパをウブドで始めようと思ったのです」と言います。職人肌のバリ人ですね!
最近では施術に感動した欧米人にも指名されるそうで、1時間250000ルピア(約2200円)でスパスクールもやっているそうです。

「スターチャイルド」


「バリニーズマッサージ」1時間125000ルピア(約1100円)

続いて4軒目は、ウブド中心部にあるモンキーフォレスト通りの小さな小道を入った、スピリチュアルなセンスを感じる「スターチャイルド」。
メニューは意外にトラディショナルなバリスパメニューなのですが、何と言っても内装と流れている音楽にスピリチュアルなセンスを感じます。BGMが本格的な瞑想用サウンドなので、施術後に待合室でそのまま瞑想に入る欧米人が多数いるそう!

店内には、販売用の神聖幾何学グッズや水晶が沢山ありました。ちなみに近隣の店も独自の特徴があるので、色々回って一番自分に合うスパを探してみるのも良いでしょう。

「スンダリデイスパ sundari day spa


「コラーゲンインダクションセラピー」1時間900000ルピア(約8000円)

最後に訪れたのは、発展と開発と渋滞が著しいスミニャックエリアにリニューアルオープンした、中級街スパ「スンダリデイスパ sundari day spa」です。
こちらがどうして中級スパなのかというと、この店のバリニーズマッサージが90分・500000ルピア(約4400円)だから。格安街スパのバリニーズマッサージが約1000円であるため、それに比べたら高級スパの部類に属しますが、高級ホテルスパに比べたらお得感があるお値段なのです。
そして、日本では高いらしいコラーゲン注射が、バリ島価格で受けられるお得感があり、「年齢肌のフェイシャルならこれがオススメです!」と言い切られ(笑)挑戦してみました。

施術が始まると細かい鍼を刺されるため痛みはありますが、確かに直後から顔にハリを感じます。きっと日本では受けることができないバリ価格のお値段なので、挑戦してみて良かったです。


内装もリニューアルしてホテルスパ並みの高級感があり、スミニャック界隈のヴィラに暮らす欧米人に大人気の街スパでした。

スパセラピストの思い「エンジョイしてくれていると思っていたのに」


スパのセラピストに、来店する日本人について印象を聞くと、「日本人は何も自己主張をしないので『エンジョイしてくれている』と思っていたら、後日ネットで悪い評価やクレームコメントが来るので、それがショックです」との回答が。
「いや 、それが日本人特有のデリカシーなんですよ! バリ人の気質もそうでしょ?」と私がいうと、「確かにバリ人は『人前で怒ることは恥ずべきこと』とする民俗ですから、日本人と似ています。でも、せっかく遠くからバリに来て、お店に来てくれたからには不満は言ってくれないと改善出来ないし、日本人女性は働き過ぎでストレスフルだから、ちゃんと癒されて帰って欲しいです」と言っていました。

確かに!

残念ながら、どのスパのセラピストも「日本語がペラペラ」ではありません。それでもシンプルな英語で良いので、自身の要望をどんどんリクエストしてみてください! せっかくの海外でのスパ体験を、快適なものにしてほしいと思います。

「病気」という不調和が現れるのは最後の段階。大切な体を労わろう


私たちの身体は神殿であり、神聖な魂を宿す入れ物でもあります。私たちの内なる神様、神聖なスピリットに喜んでいただくためにも、スパに滞在する時間をしっかり癒しの時間にすることは大事なことだと思いました。

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次元の身体に「病気」という不調和が現れるのは、最後の最後の段階です。
その前に、必ず自律神経など生理的な乱れがあり、行動の乱れがあり、感情の乱れがあり、認知の乱れ(私さえ我慢すれば、私さえ頑張れば)があったはずです。

薬や手術を使わなくても、エネルギーの段階で自分を整える手法は、レイキ、アーユルヴェーダ、ヨーガ、アロマテラピー、カウンセリングなど、いろいろあります。
セラピストは感情の乱れや行動の乱れ、身体の乱れの、どの段階でもクライアントに関われるお仕事ですから。

まずは一番に、大切な神殿である自分の身体を、人一倍労ってあげて下さい。
神の島バリ島で癒されて帰って頂けますよう、この記事が参考になると幸いです。

著者プロフィール

中島由美子
(株)シャンティアジアプロモーション代表。ホリスティック数秘術協会代表理事。自然療法士、レイキティーチャー、催眠療法士。
風の時代になり、この3次元からどんどん店舗や商品、業種などが淘汰されて消えています。先を見通せる「スピリチュアルな感性と技能」と「現実的なビジネスセンス」の両方を学ぶと、コロナ時代でも生き残れるビジネスができます。地方都市の8畳間のカウンセリングルームからスタートし、20余年で年商1億円企業に発展させた当社の豊富な知識と経験をもとに、皆が幸せになれるスピリチュアルビジネスのノウハウをしっかりお伝えします。

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