今、セラピストだからこそ、出来ることは何か? セラピーの本質と、人が人に出来ることとは?

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心身一如——この言葉を、身を以て実感したことがある人は多いでしょう。主に「肉体と精神は一体のものであり、分けることができない…」のように理解されていますが、体感としては「心のストレスが身体に症状として現れた」というケースが分かりやすいかもしれませんね。

ホリスティック――「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源とするこの言葉も、セラピストであれば、「クライアントの痛みや不調の原因を、部分ではなく全体を見て探る」、と解釈されているでしょう。

アロマやハーブ、マッサージセラピー、心理療法などの各種セラピーが日本に紹介されはじめてから、もう30年になるでしょうか。これら各種セラピーは、心と身体を分けて考えるのではなく(心身一如)、魂も含めた全体を見る(ホリスティック)視点が大切だと言われています。

病気や不定愁訴の原因はさまざまですが、病気にならない(予防)、あるいはなってしまった身体を治癒させるためにも、この視点は普遍であると思われます。今だからこそ、身体のケアはもちろんですが、心のケアを疎かにしないことが、必要だと感じています。


その両面を持ち合わせた「セラピスト」という存在の価値は、今年ますます高まってゆくのではないでしょうか。

編集部I

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