セラピスト「第一世代」に学ぶ、「行動力」と「バイタリティ」

投稿日:2017年6月1日

今日から6月。

170601ina1.jpg

会社や学校は、猶予期間があるものの、衣替えの時期ですね。
とはいえ今年の5月はとても暑かったため、既に夏の装いで活動している方が多いようです。

セラピスト編集部も、汗をかきつつ連日、取材に奔走中。
今日は突然の豪雨もありましたが、各自が精力的に働いていました。

さて、毎号「セラピスト誌」の取材で、様々な方にお会いしていますが、日本で働くセラピストたちも、複数の世代が活躍するようになったと実感しています。

170601ina2.jpg

まだ日本に「アロマテラピー」や「リフレクソロジー」などの名称が浸透していなかった1990年代に、セラピー先進国である英国などに渡り、スキルや知識を身に付けた「第一世代」のセラピストたち。

彼らの苦労は計り知れませんが、新しい道を切り開くバイタリティに溢れ、何事にも動じない強さを持っていました。

その尽力もあって、全国各地にアロマテラピーや自然療法のスクールが乱立した2000年代。
その頃、現れた「セラピスト第二世代」たちは、時に回り道をしながらも、開拓者が築いた道を歩み、セラピストのキャリアを積んでゆきます。

この時期、セラピストの数も飛躍的に増え、日本にセラピー文化が根づき始めたのです。

しかし、2010年以降になると、セラピーや自然療法、健康や美容に関する数多くの情報が複数のメディアから発信され、世の中に溢れるようになります。
こうした状況は、肥えた目を持つお客さまを育て、その結果、セラピストにはより幅広い知識が求められるようになりました。

この時代にサロンを開いた「セラピスト第三世代」の悩みは、他サロンとの差別化。
開業をするにも様々な情報がありすぎて、一歩踏み出すことに躊躇する人たちが増えていったのです。

日本のセラピーを取り巻く現状は、年々変化しています。
各世代には、その時代に即したメリットがありましたが、一方で前に進むのを妨げる「壁」もありました。

それでは、これからの時代に「成功」するためには、どうすれば良いのでしょうか—-。
その鍵は、「第一世代」の彼らが、自ら道を切り開いた「行動力」にあるのではないでしょうか。

用意された道を歩むだけでなく、新しい道を切り開くことは、決して簡単なことではありません。
でも、自身の強みを認識しながら、ニーズを捉え、前に踏み出す「行動派」が、確実に生き残る時代になると感じています。

きっと、どの世代であっても、成功している人たちは、道なき道を開拓しているのでしょう。

稲村

おすすめ記事

「あのセラピーが気になる」と思ったら!無料動画で学ぼう

尋常じゃない酷暑な夏の始まりに、早くもエアコンフル稼動で、特別な負荷をかけなくても身体に疲労が溜まりやすくなっています。 …
no image

エステティックサロンが、年々レベルアップする理由とは?

「共に学び、共に成長し、共に輝く」を理念とし、日本一の顧客満足サロンやグランプリエステティシャンを決める「エステティック …
no image

おさかな

こんにちは~。 セラピスト編集部のササキです。 おそらく、来週に梅雨明けですね!夏が待ち遠しいです。個人的には冷夏は残念 …

おすすめセミナー

おすすめ書籍&DVD