佐々木薫さんが語る、「日本における精油の歴史」と「現在のトレンド」

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アロマテラピーの精油が世界中から日本へ本格的に導入され始めてから、およそ40年が経ちます。

「当時は香水でもない、身体につけられないこのオイルって何なんだろう?という時代でした。そうした状況のなか、ハーブから抽出したエッセンシャルオイルというものがあるらしいと認知が広がり、弊社もオリジナルでの展開を考えるようになりました」

こう語るのは、当時から世界各国の精油の産地を訪れてきた、生活の木の佐々木薫さんです。

最初はテストとして、海外のブランド製品を輸入してラインアップを作ることから始め、1984年にエッセンシャルオイルを正式に発表し、ハーブに次ぐ素材としてローズウォーターや精油などの販売を開始します。
さらに南仏のラベンダーや、ブルガリアのバラの谷のローズ精油など、パートナーファームを開拓し、商社や問屋に頼らず自社で輸入し、自社工場で充填するという自社一貫流通体制の構築をスタート。オリジナルのブランドとして70種の精油を販売開始したのです。

現在発売中の「セラピスト2月号」では、植物の育つ環境の特徴や地元の生産者の哲学を、世界の精油と生産地の人たちを取材し、多面的に紹介する「精油ブランド物語」を特集しています。

写真は、イタリア半島の先端・レッジョ・カラブリアでベルガモットに触れる佐々木さん。元来「好きな香りではなかった」が、生のベルガモットの香りに触れて価値観が大きく変化したそうです。

こちらはフランス・プロヴァンスのラベンダー畑で。佐々木さんが訪れた世界各地、35カ所の産地の中でも、「特に思い出深い場所」だそう。

 

佐々木さんが世界各国の精油の産地を訪れた数は、30を超えるといいます。
その間、私たちの手に届く“精油”という小さな瓶の向こう側にある、大きな物語を紡いできました。
その過程で日本の精油を取り巻く環境が、いかに変化してきたのか、その歴史から現在のトレンドまでを語っています。

 

編集部I

 

 

 

 

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