植物には抗酸化作用や抗菌・抗ウイルス作用、薬理作用、栄養素の補給など、さまざまな働きがあり、その香りの効果や味わいとともに、心と身体のケアに役立てることができます。
こうしたエッセンスを秘めた植物は “薬草”と呼ばれ、日本各地でその土地の人々や環境と結びつき、大切に受け継がれてきました。
現在発売中の「セラピスト8月号」では、心身のケアに活用したり、サロンアイテムとして使用したり、地域創生としても活かしたりすることができる、「和ハーブと薬草の世界」を特集しています。
そもそも「和ハーブ」とは何かというと、一般社団法人 和ハーブ協会では、次のように定義しています。
「和ハーブは、日本各地で伝統的に利活用されてきた有用植物です。民間療法としての薬草利用にとどまらず、食や入浴、染織、粧い、暮らしの道具材、儀礼、住環境維持など、江戸時代以前から広く日々の暮らしに寄り添ってきた、独自かつ多彩な暮らし文化でもあります」
一例を挙げると、
美容目的の粧材にはクズ、ベニバナ、ツバキなど
染料としてはアイ、ムラサキ、アカネなど
衣服にはアサ、カラムシ、オヒョウなど
建材にはヒノキやスギ、ケヤキなど
入浴にはセキショウ、ショウブ、モモなど
神事や生活行事には、サカキ、ヒサカキ、アサなど
洗剤や石鹸には、サイカチ、ムクロジ、アカバナーなど
が使われています。
また、全国各地には「和の薬草スポット」がたくさんありますが、その中から代表的な場所を紹介します。
❶北海道全域(アイヌ薬草)
❷宮城県加美町
❸山形県出羽三山
❹東京都中央区日本橋本町
❺富山県富山市
❻岐阜県飛騨市
❼岐阜県揖斐川町
❽三重県甲賀市
❾鳥取県・島根県全域
❿徳島県全域
⓫南九州(熊本・宮崎・鹿児島県山間部など)
⓬沖縄県全域
「セラピスト8月号」では、「岐阜県飛騨市」「奈良県宇陀市」「沖縄県うるま市・南城市・大宜味村」など、全国の薬草の聖地を詳しく紹介しています。
編集部I
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