職業柄、セラピー業界の第一人者と呼ばれる先生たちと、膝を突き合わせて話をする機会が多々あります。
先日も、ある先生と話をしていて、最新情報からオフレコ話まで、さまざまな話題を提供し合いました。
伺った情報は、雑誌やウェブ、リアルセミナー、EXPOなどの企画に反映していきたいと思っています。
さまざまな話題の中の1つに、「最近、生徒たちのセラピーの学校に通う理由が多様化している」ということがありました。
確かに、一昔前は「セラピストになるためにスクールに通う」という明確な理由が大半を占めていました。
ところがここ数年は、「仕事にはしないけれどリンパの技術を身につけておきたい」という方から、「○○先生が好きだから」というケースまで、その理由は多岐にわたるのです。
今回の打ち合わせでお会いした、本格派を育てているセラピストスクールの先生曰く、「離婚したりご主人が亡くなったりして1人になってしまい、将来が不安だから」「資格を取ってサロンで働き始めたけれど、今の技術では物足りないから」といった理由で受講し始めた方もいるのだそうです。
他にも、さまざまな動機で学校に通い始めている例を、複数の先生からお聞きする機会がありますが、講師の皆さんに共通している思いは、「卒業後に、それまでの学びをしっかり活かしてほしい」と思っていることでした。
当たり前のことだと思われるかもしれません・・・。
でも、数十年前から「資格を取って満足してしまう」「学んだことを活かしていない」「インプットとアウトプットのバランスが悪い」という声は、変わらず多いようなのです。
2000年代に取材したスクールの先生も、口を酸っぱくして話していた言葉。
それは、「資格を取るのはゴールではなく、スタートラインに立っただけなんですよ」という台詞でした。
雑誌や講座でも度々伝えてきたことなのですが、どうして何年もその傾向は変わらないのだろう?と思ったものの、かくいう自分も反省です。
〈確かに、本を読むことは大好きだけど、読んだだけで満足してしまい、アウトプットをしていないのではないか?(いや、引き出しには入っていて、知らない間に使われているのかも?)〉
冒頭で「伺った情報は、雑誌やウェブ、リアルセミナー、EXPOなどの企画に反映していこう・・・」と記しましたが、改めて今回入手したさまざまな情報を、しっかりアウトプットしようと誓ったのでした。
編集部I
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