伸びしろを広げて、成功を習慣化する“セラピストのレッスン”

投稿日:2025年5月21日

先週末、国立競技場で行われた「セイコーゴールデングランプリ陸上2025東京」を観戦しました。
今年9月に、東京で34年ぶりに「世界陸上」が開催されるため、陸上ファンの選手たちへの期待値は高く、朝早く、開場前から競技場の周りは人の熱気が充満していました。
5年前の元旦にこけら落としのイベントを行った、現在の国立競技場を訪れるのは初めてでしたが、競技場以外のスペースも(客席だけでなく通路も)、とにかく広いという印象を受けました。
2021年の東京五輪は残念ながら“無観客”でしたが、今夏の世界陸上には世界中から“陸上競技ファン”が訪れるため、会場の雰囲気がどうなり、どれだけの盛り上がりを見せるかが、今から楽しみです(34年前の旧国立競技場で行われた「世界陸上」も観戦しましたが、その時との違いも実感できそうです)。

観客の応援は、アスリートの“大きな力”になります。
観客のパワーが、選手たちの伸びしろを、きっと伸ばしてくれることでしょう。

セラピストの世界でも、生徒たちの“伸びしろ”を広げるためのレッスンをしていた先生がいます。
その先生とは、国分利江子さん。

少し長くなりますが、国分先生にインタビューをしたときの言葉を引用します。

私の生徒の話をしましょう。彼女はセラピストとして本当に良い仕事ができています。クライアントの方にも評判がいい。だけど、ある一定の規模からクライアントが広がらなくて、それが悩みでした。
そこで「自分の仕事の話を、どの位しているの?」と問うと、「自分なりにやっています」と言うのです。
「どういう人に話をしているの?」と聞くと、「セラピーに興味があって、話を聞いてくれそうな人です」と。
つまり、昨日までの彼女ができる範囲で営業していたのです。今の自分を作り出している“自分なり”の範囲でやっていたら、今以上の結果は出ません。伸びしろを作っていく作業が必要だったのです。
そこで私は、「現状維持をしたいのであれば自分なりにやればいい。でもあなたはクライアントの数を増やしたいのよね? これまで通りの“自分に心地いいやり方”だと同じ結果になってしまうね。恐れは誰にでもある。だからその恐れに支配されずにアクションする訓練をすればいいの。自分の夢を信じて、自分を解き放って、あなたの素晴らしさや情熱をみんなに知らせるだけでいいの。素晴らしいでしょう!」と話しました。

彼女は、地元をベースにクライアントの数を広げたかったのです。
そこで自身の活動範囲の外に出て、人通りの多い所で、まったく知らない人に自分を知ってもらう訓練を提案しました。
それは1日10人、知らない人に「こんにちは」と話しかけて、何でも良いから5分以上話す練習です。
チラシを配るだけではなくて、きちんと話を聞いてもらい会話をする練習も始めてもらいました。
それによって彼女は今、ちょっとずつ自分の伸びしろを広げています。
つまり、成功とは習慣なのです。成功が習慣化することにより、その結果“成功する人”になるのです。
(以上、雑誌セラピストより)

“伸びしろの広げ方”には、さまざまなアプローチの仕方がありますが、皆さんもぜひ実践してみてください!

編集部I

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