梨と桃と夏の終わりと、季節を味わう食の癒し時間

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9月に入りました。まだまだ暑くて、エアコンも悲鳴をあげているような日々ですが、スーパーの果物コーナーにはすでに秋の気配。そう、梨です。ひんやりと冷えた梨の、あのシャリっとした歯ざわりと、ほとばしるみずみずしさに、毎年この時期、私は無条件に感動してしまいます。

果物も昨今なかなか良いお値段ですから、ちょっとした贅沢品ですが、夏場は桃も好きです。ふんわりと甘い香りを放ち、静かに寄り添うような優しさ。そんなふたつの果物の旬が重なる、夏から秋へと移ろうこの季節が、私は一年でいちばん好きかもしれません。食的に。

そして、秋がさらに深まると、栗仕事の季節がやってきます。夜な夜な台所で栗の渋皮を剥き、コトコトと煮る作業は、ちょっとした修行のようでいて、なぜか心が穏やかになります。不思議なものです。旬のものを手に取り、手間をかけて食べる——それだけで、身体も心も整っていくような気がします。

そんな「食べることで癒される」感覚を、もっと深く知りたいと思っていたところ、「ワンネスフード」という言葉に出会いました。プラントベース・ホールフードの栄養理論と、日本の食養生をベースにした、タド・ジュンコさん(スピリチュアル料理研究家)の提唱する食の考え方です。なんでも、身体に良いだけでなく、地球や未来にも優しい食べ方なのだとか。

偶然にも、タドさんが「夏を感じる」のは桃の香りだと、以前エッセイで綴られていました

食べることは、生きること。美味しいというだけでもう十分に癒しではあるけれど、「何をどう食べるか」で、私たちのエネルギーの巡り方や健康状態までもが変わっていくというのなら、これはもう、食欲の秋にこそ知っておきたいテーマではありませんか。

タドさんは、10月に開催される「セラピーワールド東京2025」で特別セミナーにも登壇します([詳しくはこちら])。いつもは「食べたいものを食べる!」派の私ですが、この秋は少し立ち止まって、「食べるって、なんだろう」と考えてみたくなっています。

編集部T

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