PRセラピストたちのリスキリング

投稿日:2026年5月20日

実際に「リスキリング」することで、新たなキャリアを形成したセラピストたちがいます。 ここでは、彼らの学び直しとキャリアアップの過程を紹介します。

国家資格の取得で「安心感」を確立し、 活動の場を医療・介護へ拡大!

村上綾沙美さんのケース セラピスト+あん摩マッサージ指圧師

ブライダルサロンや自宅サロンでの経験を積んできた村上綾沙美さんは、シェアサロンで出会った国家資格保持者たちの圧倒的な知識量に刺激を受け、自らも「あん摩マッサージ指圧師」の資格取得を決意しました。3人の子供を育てる母として、5年ほど入学のタイミングを悩みましたが、末子が小学校に上がる時期に専門学校へ入学。午前は学校、午後はサロンワークという多忙な生活を3年間続け、解剖学や生理学などの確かな知識を習得しました。

この学び直しは、技術への自信だけでなく、「国家資格保持者」という大きな安心感によるブランディング確立をもたらしました。現在は個人サロンの運営に加え、産婦人科併設の治療院での産前産後ケアや、SNS経由でのオファーによる高齢者への訪問マッサージなど、医療・介護のフィールドへと活動の場を広げています。セラピストが得意とする「癒しの技術」に国家資格の「社会的信用」をプラスすることで、新たなキャリアの開拓に成功したお手本のような事例です。

自身の経験を原動力に伝統療法を習得 個性を活かしたアレンジで客層を拡大

高木らんさんのケース タイ古式マッサージ+ユーファイ

タイ古式マッサージのセラピストとして活動していた高木らんさんは、2023年の世界大会での出会いを機に、タイ伝統の温熱療法「ユーファイ」の学び直しを決意しました。自身が過去に産後うつに苦しんだ経験から、「同じ悩みを持つお母さんたちの力になりたい」という強い目的意識がその背景にありました。

リスキリングの過程で高木さんが得たものは、単なる技術だけではありません。講師の「セラピストの体格や働き方に合わせ、個性を活かしてスキルを使えば良い」という教えに触れたことで、自身のキャリアに大きな転機が訪れました。現在は、当初の目的であった女性へのケアに加え、そのスキルを男性向けにアレンジし、ゴルフフィットネストレーナーとしてゴルファーへの施術も行っています。既存の技術に新たな専門性を掛け合わせ、さらに「自分らしさ」というフィルターを通して形を変えることで、客層を大きく広げることに成功した好事例です。

NLPで「対話の質」を深め 心身両面から輝きを引き出す伴走者へ

福田直美さんのケース アーユルヴェーダ+NLP

新体操の競技者として心身を磨き、夫との死別という深い悲しみを経験した福田直美さんは、自らを救ったアーユルヴェーダとヨーガの智慧で「社会に恩返しをしたい」とセラピストの道へ進みました。技術を磨く中で彼女が直面したのは、身体を整えてもマインドが変わらなければ不調が繰り返されるという現実でした。そこで、思考の癖や無意識の言葉選びにアプローチするため、心理学体系である「NLP(神経言語プログラミング)」の学び直しを決意しました。

このリスキリングにより、問いかけの質や間の取り方が劇的に変化しました。言葉の奥にあるクライアントの信念や価値観を丁寧にすくい取れるようになったことで、対話そのものが癒しとなるセッションへと進化し、リピート客の増加にも繋がっています。現在はさらに臨床的なマッサージセラピーの研鑽も進めており、「すべての学びが繋がってきた」と語る福田さん。自身の人間力を高め続ける姿勢は、クライアントに寄り添うセラピストにとって、学びの統合がいかに重要かを示す最高のロールモデルです。

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