10月も1週間が過ぎ、ようやく夏服から秋服へと装いが変化し、街の雰囲気も秋を感じられるようになってきました。
同時に、夏の疲れが心身に現れ、癒しを求めたくなる季節になったと言えるかもしれませんね。
「現代社会はスピードや成果が求められ、ほとんどの人が無意識のうちに『闘う・逃げる』モード、つまり交感神経が常に優位な状態で日々を過ごしています。これは決して特別なことではなく、妊娠中や産後の女性、小さな子どもを育てる母親、キャリアの中で忙しく働く方々など、あらゆるライフステージの人々に共通して見られる現象です。
そんな中でのリラクゼーションは、ただ身体を休めるための“おまけ”や“娯楽”ではありません。むしろ、生きる力の回復に欠かせない“土台づくり”の時間です」
こう語るのは、助産師歴25年、整体師歴20 年。「目黒区助産院Sophia」代表の下川りんさんです。
下川さんは、セラピストになる前に看護師として手術室・外科病棟に勤務し、その後、助産師として多くの妊産婦さんや赤ちゃんと向き合ってきました。また、救命救急センターにも勤務した経験をお持ちです。
こうした豊富な経験を踏まえて、セラピストが作るリラクゼーションとは、ただ身体を休めるための“おまけ”や“娯楽”ではなく、生きる力の回復に欠かせない“土台づくり”の時間だと言います。
「私のセッションでは、『ただ話を聞いてもらえただけなのに涙が出た』『手を当ててもらった瞬間、呼吸が深くなった』と言うクライアントが多くいます。私自身も、クライアントと話をしながら、ただ背中に手を添えヒーリングをしていたとき、背面の凝り固まった筋肉が一気にふわっと柔らかく緩んだことに、驚いた経験があります。こうした反応はすべて、副交感神経が優位になったサインです。
タッチング、声のトーン、呼吸、空間の静けさや香り——。こうした五感を通じたアプローチが、身体に『今ここは安全だよ』と伝え、自律神経とホルモンバランスを整える手助けになります」
現在発売中の「セラピスト10月号」では、セラピストによるホスピタリティに溢れるおもてなしと、セラピーのスキルを使ったアプローチが、いかにリラクゼーションへと誘うか、タッチングや声のトーン、サロンの空間づくりの実例を挙げながら紹介しています。
心身の緊張を弛緩させて至極のリラクゼーションへと誘う“セラピスト”に、身も心も任せてみませんか?
編集部I
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