「セラピスト8月号」では、「量子アロマの第一人者Dr.ペノエルに聞く 失われた〝免疫力〟を取り戻す 次世代の仏式メディカルアロマ」という記事を掲載しています。
フランスアロマ界の重鎮で、アロマティック・サイエンティフィックメディスンや量子アロマの第一人者であるダニエル・ペノエル医師と、娘でダンスセラピストのマガリ・ペノエルさんの共働によるフランス式メディカルアロマの新たな方法が提案されました。
本誌では、病気を戦って乗り越えるのではなく、私たちが現代医療や抗生物質などに頼りすぎるあまり、失ってしまった本来の免疫力を取り戻すことで治癒へ向かおう、と語られています。その「免疫力を取り戻す」ために必要な力として、ペノエル医師は、下記の6つを提案しています。
①火
②同盟
③視覚
④コンパス
⑤日食
⑥解毒剤

50年に渡り、臨床でアロマを取り入れてきたダニエル・ペノエル医師
このうち、本誌では①火(炎症を適切にコントロールすること)②同盟(バクテリアとの共存)を取り上げ、それに適したペノエルシリーズの精油とそのレシピについてご紹介しています。
またペノエル氏は、病について「見える領域(顕在化しているもの)」「見えない領域(潜在的なもの)」という捉え方をしており、本誌で紹介したのは前者です。
その他の4つの力へ対応する精油や、見えない領域などについては、下記のYouTubeチャンネルで詳しく解説されています。
●ラジオであろまとーく
http://www.youtube.com/@KomichisWorks
また本誌では、コラムで、マガリ・ペノエルさんによる、動作・発声と精油を組み合わせて、脳内をリプログラミングする「アロマボディサウンド」というメソッドを紹介しています。

ダンスセラピストのマガリ・ペノエルさんは「ボディサウンド」メソッドを確立した
胸を叩く、指を鳴らすなどの簡単な動作ともに「フウ」「マン」といった発声を行いますが、こちらも動画ではより詳しく発音の解説がなされています
●マガリのボディサウンド解説
文字で読むだけでは伝わりづらい発音のポイントも、耳で聞くと、より理解が深まることでしょう。このメソッドは日本の介護施設でも取り入れられています。
他にも「エッセンシャルオイル編」で取り上げられている、ラベンダー、ゼラニウム、レモングラスなど、各成分についての解説もとても興味深いです。
効果・効能や成分についての解説はもちろん、量子アロマの視点からのアプローチも示唆に富んでいます。
例えばフランキンセンスは男性性、ミルラは女性性を象徴し、内面的バランスや深い精神性にも働きかけること。
また枯れ木から時間をかけて生成されるパロサントは、「死と再生」という逆説的なプロセスを象徴。主成分リモネンには、細胞の自然死(アポトーシス)を促す作用があり、生命サイクルとの親和性があって「内なる薬局(自己治癒力)」を活性化するキーとなることなどが語られています。
ペノエル医師、マガリさんのメソッドに興味のある方はもちろん、アロマを好きな方には楽しめるチャンネルです。ラジオのように聞き流しができるのも嬉しいところ。本誌を読んで、より深い知識を得たいと感じた方へ、ぜひご試聴いただきたいチャンネルです。
「セラピスト」8月号、ご購入はこちらから。