セラピー体験記 第6回 病気にならないケア ”乳がん”

投稿日:2017年3月13日

クレイセラピーセミナー 『第1回 病気にならないケアシリーズ “乳がん”』 
第1部 乳がんにならないための”おっぱいケア”
第2部 乳がん治療とクレイセラピー
 
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構成◎本誌編集部
 
日本女性の乳がん患者数は、大腸がんを抜き第1位。
乳がんの罹患率(かかる割合)は増加の一途を辿っています。
罹患者は、1950年は1000人ほどだったのに対して、昨年は遂に7万人を超えたというデータもあります。
また、乳がんは、子育てや仕事などで忙しい日々を送る30代に最も多いのが特徴です。
ご自身や身近な人が、乳がんになってしまった方も少なくないのではないでしょうか?
今回は、女性なら知っておきたい「乳がん」にスポットライトをあて、3月1日(水)に東京で行われた、
ICA国際クレイセラピー協会が主催したセミナー「病気にならないセルフケアシリーズ」をレポートします!
第1部では、看護師でもあり、日本おまたぢから協会理事の立花杏衣加さんによる「乳がんにならないための”おっぱいケア”」。
第2部では、自然療法研究家として活躍する福島麻紀子さんによる「乳がん治療とクレイセラピー」を、
テーマにセミナーが行われました。
今回は、第1部をお届けします。

 
正しい食・生活習慣と、セルフケアで乳がんは予防できる!
第1部 乳がんにならないための”おっぱいケア”
 
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第1部で講師をつとめた日本おまたぢから協会理事「立花杏衣加」さん

まず初めに、日本女性になぜ乳がんが増えたのか、
また、どのような食、生活習慣をしていると乳がんになりやすいのかを、
看護師とセラピストの視点から、ユーモアを交えながら解説してくれました。
 
乳がん予防でも重要なのが基礎体温!!!
女性は月1回来る、月経周期に合わせて、低温期、高温期を交互に繰り返しています。
ご自身の低温期、高温期の基礎体温をご存知ですか?
日本人の基礎体温はここ数十年で1℃以上低下し、基礎体温が35度台の人が増えているんです。
実はこの35℃台。がん細胞が最も増殖しやすい温度帯なのです。

「基礎体温をあげるにはまず、睡眠。
女性は、7時間半以上、理想は8時間の睡眠が必要!!」
と立花さん。
忙しい毎日を送る人が多いかとは思いますが、睡眠をなるべく長くとるようにしたいですね。

また、朝、パンや牛乳などの洋食型の朝食を、習慣的にとっている人が多いのではないでしょうか。
しかし、そのような朝食が乳がんの発症リスクを増加しているとしたら……。
日本人の多くが、朝食にパンをとるようになってから
明らかに乳がん患者が増加したというエビデンスもたくさん報告されているそうです。
その他にも、白砂糖や食品添加物、制汗剤など、
私たちが何気なく、食べている物や使っている物の中にも、
乳がんのリスクを高めるものがたくさんあることに驚かされました。
日々の食・生活習慣に気をつけたいですね♪
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次に立花さん直伝「おっぱいケア」を、参加者全員で体験しました。
年齢を重ねても、女性なら誰でも、形がよく、ふわふわのあたたかいおっぱいを維持したいですよね。
今回のセミナーでは、絹製の手袋が1人ずつ配られ、立花さんが1人ずつ参加者を周り、
ゴットハンドでマッサージの仕方を教えてくれました。
「ふわふわになった!ハリが出た!」「あたたかくなった!トップの位置が変わった!」
と喜びの声が。
冷えて血流が悪くなると免疫が落ち、リンパ管に老廃物質がつまり、
乳がんのリスクも高まるそうです。
乳がんの予防もでき、キレイなバストを保てたら嬉しいですよね?
興味のある方は、立花さんのセミナーに参加してみてはいかがでしょうか?

一般社団法人 日本おまたぢから協会 http://www.omatapower.com

第2部、自然療法研究家の福島麻紀子さんによる「乳がん治療とクレイセラピー」をレポートします。
3月20 日(月)に掲載予定です。

〔講座詳細〕
講座名:第1回 病気にならにセルフケアシリーズ 乳がん
主催:ICA 国際クレイセラピー協会  http://claytherapy.jp
開催時間:第1部 ・第2部  各2時間30分
開催地:東京 「外苑前アイランドスタジオ」
費用: ICA会員6,480円 一般 10,800 円 その他価格あり
セラピーの種類:クレイテラピー
セラピーのレベル:初・中級
セラピーの先進性:オーソドックス(根源的)
セラピーを活用できる場所:日常生活、 医療現場、婦人科系
講座に向く人:クレイセラピーに興味のある人。クレイセラピーを生活に取り入れたい方。
医療従事者の方。婦人科系疾患を含め、さまざまな病気の知識を増やしたい方。
体験者:セラピスト編集部 青木

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