看取りケアの本

看護・介護従事者 家族の方必読。
教われないけど“知っておくべき”いくつもの特別な心得!
人の数だけ“正解”がある、“死”との向き合い方。

苦痛や不安をやわらげてあげるには?
心に安息を取り戻させてあげるには?
“死”に当たり前に明るく向き合うために、“助死師”が必要とされる時代が、やってきているのです。

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CONTENTS

●序章 看取るって何をすればよいのだろう?

●第1章 みんな知らない“その時”のこと
 1 春の野草の「ノビル」が大好き 91歳女性
   2 わたし…死ぬの?
   3 最後の最後まで飄々と過ごされていた胃がん・前立腺がん末期の芸術家男性
 4 恐る恐る始まった在宅療養
 5 食べられるだけ、飲めるだけ 35日
 6 自分の体液でおぼれ…
 7 病院を転々とし自宅に戻る最後のチャンス
 8 旅行で持ち帰った聖水を飲んで旅立たれた

●第2章 チームの看取り
 1 お話大好き! 話が止まらない!
 2 すいとぴ~
 3 孫の手で階下の妻を呼ぶ夫
 4 外泊で帰宅したがすでに危篤状態
 5 セカンドオピニオンはお早めにすべし
 6 もう限界! 頑張りきれない! 楽になりたい!
 7 食べなければ逝けると思ったのに…
 8 天国は混んでいるから…地獄にすれば……
 9 下半身マヒで独居 在宅看取りなんてとんでもない!!
 10 欲がなく生活観念が低い?

●第3章 伝えたい事、伝えなくちゃならない事
 1 強制退院後、自宅で好きなだけ思い通りに過ごされた
 2 あーちゃん今度はママになる
 3 つぶらな瞳 父親が許せない
 4 パーシャル効果で4か月
 5 嫁と仲良くするコツは…
 6 家族全員が明るく潔くほっとさせられた看取り
 7 絵画療法 足のない絵
 8 自宅に理科室があり、水槽の中に透明な魚
 9 焼き鳥の臭いをつまみにウイスキーで乾杯

●第4章 看取りの心得
 1 キューブラー・ロス
 2 腎臓がん末期・通院透析
 3 セラピー犬に癒されて
 4 自分の死を予測しすべてを整えていた人
 5 一羽のカラス
 6 急性白血病 92歳
 7 助産師
 8 助死師の心得
 9 すい臓がん末期 本人には余命は告知しないで
 10 療養環境を整えよう

著者プロフィール

真謝清美(まじゃ きよみ)

ケア工房・真謝代表。正看護師。主任介護支援専門員。ボディワーカー。助死師。
東京厚生年金病院の病棟に勤務した後、新赤坂クリニックにて人間ドック部門で医療のサービス業を習熟。子育て中は生命保険の営業職を10年間務める。
2002年神奈川県川崎市に「ケア工房・真謝」を立ち上げ、これまで約300名以上の在宅死を看取り、延べ1000人以上の家族と看取りの場面を共有してきた。

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