「美容研究家」であり、ヘアーメイクやヘッドスパ、フェイシャル・ボディトリートメント、化粧品開発、技術と知識の提案などを行う「ホリスティックビューティークリエイター」でもある樋口賢介先生。
先日、セラピスト8月号(7月7日発売予定)の取材で、樋口先生にお会いし、「セラピストとしての素養」や「必要なこと(足りないことも)」等々、さまざまなお話を伺いました。
雑誌の編集やイベントの取材の過程で、これまで多くのセラピストさんとお会いし、感じていることは、「存在そのものが癒し」であるということ。
技術や知識の豊富さはもちろんですが、献身的に向き合いケアをする姿に感銘を受けることが多々ありました。
しかし同時に思ったことは、少し自分を犠牲にしすぎているのではないか?ということ。
そんな思いがあったからでしょうか、樋口先生の次の言葉に特に共感したのです。
目の前の相手を愛する前に、まず大切なのが「自分を愛する」ということで、これはとても大切です。
多くの方々は優しいので、つい自分よりも相手を愛そうとしてしまいます。でも、これでは順番が逆なので、うまくいきません。相手を愛する前に、まずはそのままの自分を愛してあげましょう。
たとえば、とても横柄なお客さまや愚痴ばかり言うお客さまがいらしたとき、「この人、毎回怒ってばかりでいやだわ」と思ったとします。まずはそんな自分を愛して、受け入れます。そして、そのように思った自分の心を許し、傷ついた自分の心に絆創膏を貼ってあげるのです。
樋口先生は、全国の多くのお弟子さんがいますが、彼らに対して、ヘッドスパニストとしての技術と同時に人間性を高めるために、最初に「愛と光の誓い」を立てるようにしているそうです。
「愛と光の誓い」
自分を愛します。
自分を許します。
他人を愛します。
やさしさと素直な気持ちで、
笑顔を絶やさず、
人の悪口を決して言いません。
長所を褒めるように
努めます。
この文章をサロン内やサロンのバックヤード、トイレなどに貼って、スタッフやお客さまにも読んでいただくことをおすすめしています。
そして、この誓いを忘れずに日々過ごすと、お店の中の雰囲気が明るく、気持ち良くなるのだと言います。
これは何も、セラピストだけでなく、あらゆる仕事に従事している人たちに言えることですね。
自分自身もしっかり心に留めて実践していきたいと思います。
編集部I
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