本誌で毎号リレー連載中の、セラピストのエッセイ「四季折々の想い」。他の記事とは少し違って、癒しの仕事に携わる人々がどのような眼差しで日常を過ごしているかを、寄稿いただいています。意外な素顔や、ほっこりとした暮らしぶりに、皆さまも癒されているのではと思います。
このエッセイに、いつも素敵な挿絵を添えてくださるのが、イラストレーターのたかまるゆうかさんです。最新号(2025年6月号)では、第2特集「チャクラを開き、オーラを使う。」でも、目に見えないオーラの世界を、温かく分かりやすいタッチで描いていただきました。
さまざまな雑誌で活躍されていて、最近では文具メーカーのミドリさんから、デコレーションシールも販売されました。独特のレトロなタッチが魅力的です。
そんなたかまるさんの個展が、先日まで東京・蔵前で開催されていたので、週末にお邪魔してきました。
モノづくりの街で知られる蔵前では、一軒一軒の店構えもちょっと洗練されていて素敵なのですが、これまた別格の「Frobegue(古書フローベルグ)」さんに伺います。扉の佇まいからもう素敵!
洋書絵本を中心とした古書を扱うお店で、整然と並ぶ、素敵な趣の本たち。それこそ洋書のなかに登場するお店に迷い込んだような心地でした。
ほんのり暗い店内の一角に、ありました。たかまるさんコーナー。
個展のテーマは『BETWEEN IMAGINARY & REALITY 空想と現実の間』。英国の詩人ウィリアム・ワーズワースの詩から着想を得て描かれた作品は、懐かしい風景にも、憧れの場所のようにも見えました。湖水地方やロンドンの風景が並びます。
たかまるさんのフィルターを通してアウトプットされた、ワーズワースの世界。両方の物語を感じながら見ていると、店内のお客さんたちも、古書を手に取ったり作品を眺めながらゆっくりと過ごされていました。気になった絵葉書を購入して、お店を後に。小さな非日常、楽しかったです。
雑誌を作る際はいろいろな人たちの力を借りながら、より分かりやすく伝えることに苦心します。取材にご協力いただくセラピストの皆さまにはもちろんのこと、イラストレーター、デザイナー、フォトグラファー、ライター、印刷会社……多くのプロフェッショナルにサポートいただきます。そんな中、時々このように、「いつも見ている面」ではないお仕事に触れると、また新たな伝え方のアプローチが今後ご相談できるのではとわくわくします。
そのためには、編集者として私自身も自分を磨き、表現の幅を広げていかねばと思う日々です。とてもよい刺激をいただきました。
編集部T
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