モンモリオナイトのメイクアップ

6月のテーマ「梅雨の季節をさわやかに」

湿度が高くなってジメジメした日が続く季節。真夏のように暑いかと思えば、ストーブをつけたい日もあって、身体は思いのほか変化にさらされます。雨も続いて気分も暗くなりがちの時期ですが、だからこそできるだけ爽やかに暮らす工夫をしましょう。
監修◎堀岡幸恵
「アロマセラピールーム林泉」オーナーセラピスト

6月30日のアロマレシピ

使い方&作り方

モンモリオナイト(小さじ1杯)と水(10ml)を混ぜて、30分おきます。じっくりなジェル状になったら、レモン(1滴)とベースオイル(2〜3ml)を加えましょう。

ポイント

モンモリオナイトは、汚れを吸着するクレイ(粘土)。プルプルした使い心地の日本産がおすすめです。

【アロマセラピーの注意点】
~アロマセラピーをより効果的に安全に行うために、守っていただきたい事柄~

精油とは、花やハーブなどの植物を高濃度に抽出した香りの液体です。アロマセラピーは民間療法のなかでもとりわけ安全な方法ですが、精油の濃度には留意してください。薄めずに使用すると、頭痛、吐き気、肌荒れなどを起こす可能性もあります。以下、具体的な注意点をあげました。

①精油は、原液のまま身体につけたり、飲んだりすると、危険を生じる可能性があります。塗布する場合は、1%以下の濃度に薄めて使用してください。1%とは、マッサージオイルを例にすると、ベースオイル(5ml/小さじ1杯)に対し精油(0.05ml/1滴)となります。
②体調や肌の調子がよくないときは、精油の量を控えましょう。基準の半分以下を目安としてください。
③妊娠中は、香りに反応しやすくなります。ですから、刺激の強そうな精油は避け、普段の生活のなかでなじみがあって、しかも肌にやさしいものを選びましょう。妊娠初期から安全に使える精油は、次の通りです。
グレープフルーツ、オレンジ・スイート、レモン、ベルガモット、ネロリ、ティートリー、パルマローザ、ローズウッド、フランキンセンスなど。
ラベンダーなど数種類の精油に関しては、妊娠中は使わない方がいいという見解もあれば、使っても差し支えないとするお医者さんもいます。気になる方は使わない方がいいでしょう。
④加齢により嗅覚が鈍くなる場合があります。香りが弱いと思って多量に精油を使うと、マッサージしたときに肌に悪影響を及ぼす可能性も出てきます。使用量に注意しましょう。
また、乳幼児は、五感がとても敏感です。精油は大人の半分以下を目安とし、肌につけるのは控えましょう。子どもは精油や材料を舐めてしまう場合がありますから、取り扱いには注意してください。
⑤レモン、グレープフルーツ、ベルガモットなど柑橘系の精油には、シミになる成分が含まれています。日中の使用は控えましょう。
⑥精油は、酸化により傷みます。その都度キャップをしめ、冷暗所で保管してください。使用期限の目安は、次の通りです。
・柑橘系の精油:開封後半年、未開封1年
・その他の精油:開封後1年、未開封2年

書籍『アロマ生活365日

風邪対策からお掃除活用術まで!
「5つの方法」、「4グループ20種類の精油」、「5つの身体の部位」の組み合わせから生まれた365以上のアロマレシピを、月のテーマ別に紹介します。
3月  花粉症対策
4月 新年度のストレスケア
5月 汗ばむ季節の肌のお手入れ ……etc.

おすすめ記事

no image

セラピスト2月号企画「キャンドルを取り入れたセラピーサロンの提案」取材

『セラピスト』 2012年2月号(1月7日発売)詳細情報はこちらから …
no image

素敵な読者プレゼント

こんにちは、編集部の岩名です。 毎日、オリンピックで盛り上がり寝不足気味の方も多いのではないでしょうか? 私は睡魔に襲わ …
no image

「エステティックグランプリ」開催!

「第3回エステティックグランプリ」決勝大会が、4月23日にパシフィコ横浜大ホールで行われました。 「エステティックグラン …

新刊&新作DVD