心地よさも効果も諦めない ”アクアオイル”でセラピーは変わる オイルは「水溶性」がよい理由

田畑優美子さん
たばたゆみこ 一般社団法人日本シロダーラ協会代表理事。オーナー。2002年に『美・健・学　オリーブ』をオープンし、セラピストに。2015年に一般社団法人シロダーラ協会を設立し、シロダーラの普及に尽力する。

オイルの質感そのまま
肌への優しさ追及

「私も以前は施術時に通常のオイルを使っていました。ただ、私自身がオイルマッサージでかぶれてしまう敏感肌で。いくら拭き取っても、毛穴に残ったオイルに反応してしまうのです。それを思うと、お客さまに対して自信を持って勧められない悩みがありました」

こう話すのは、日本シロダーラ協会代表の田畑優美子さん。エステティックの全国大会でグランプリを受賞するなど、日本トップクラスのエステティシャンでもあります。

そんな田畑さんが開発したのが、「アクアオイル」です。アクアオイルとはセサミオイルをベースとした水溶性オイルで、ヘッド用とフェイス・ボディ用の二種類があります。これならば、スチームタオルで拭き上げれば肌に残らず、敏感肌でも安心。お客さまのお洋服もベタつきません。

「シロダーラに使うヘッド用は、高ストレスの方に適したサラサラのテクスチャに、フェイス・ボディ用は筋肉をしっかりと捉えられるオイルらしいテクスチャに仕上げています」

アロマセラピストからの評価も高く、顔や身体の施術に取り入れるサロンが増えているそう。オイルらしいフェイス・ボディ用ならお客さまに違和感を与えることもありません。

肌に良い成分が豊富なこともうれしいポイントです。抗酸化作用の高いセサミオイルの他、血行を促進するオタネニンジン根エキス、新陳代謝を高めるヒキオコシ葉茎エキス、保湿力の高いガゴメエキスなど、肌に浸透させたい成分がたっぷり。一方で、フムスエキスに含まれるフルボ酸が、キレート効果で不要なものを排出させ、必要なミネラルなどの導入を助けてくれます。

「色はほぼ透明で質感も脂溶性オイルと変わらないのですが、良い成分が含まれるので、お客さまも肌の調子が良いことを実感されています」

田畑さんが初めて水溶性オイルに出合ったのは、アーユルヴェーダを学びに訪れたインドネシアの学校でした。それまで〝アーユルヴェーダ＝トロトロのセサミオイル〟と思っていた田畑さん。水溶性オイルが使われていることに驚きます。

「高級スパを併設した学校でした。聞けば、清潔感を大切にするセレブはオイルのベタベタ感を好まないから、とのこと。清潔好きの日本人にも好まれるはずだと直感しました」

帰国後、パートナーとなる化粧品製造工場を探し、開発をスタート。その会社としても水溶性オイルを作るのは初めてで、試作を繰り返すうちに「先生のこだわりが強すぎて作れないです」と泣かれたとか。それでも一年の開発期間を経て完成したのが、このアクアオイルです。

「私は実際に現場に立っているセラピストです。お客さまに喜んでいただけるもの、納得できるものでなければ、使いたくないですから」こう話す田畑さん。こだわりのアクアオイルは、日本シロダーラ協会のウェブサイトから購入できます。

“オイルの重要性”を説くアーユルヴェーダのセラピストだからこそ、妥協なくこだわった実用性抜群の水溶性オイルの秘密とは。

ケミカルな素材を排し、安心できる成分だけで作ったアクアオイル。一般的に石油系が多い界面活性剤も、ヤシ系の成分が使われています。抗酸化作用の高いセサミオイルが、フムスエキスやオタネニンジン根エキスなどさまざまな成分を乗せて肌の奥へ。美肌効果を発揮します。

アクアオイルは多目的。ヘッド用は、プレシャンプーに使うと髪にコシが。スタイリングにも活躍します。フェイス・ボディ用はクレンジングに。ダブル洗顔なしでもベタつかない上、ブースターの役割も果たします。ヘアリンスとしては硬い髪質をソフトに。１本あれば幅広く使えてお得です。

セラピストが抱えるストレスの１つが、リネン類の酸化臭。アクアオイルなら洗濯機でさっぱりと洗い上がるので、匂いにはもう悩まされません。 “酸化臭がしない＝リネン類を長く使える＝経済的”というメリットも。衛生的で心地よいリネンでお客さまをお迎えしましょう！

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取材協力◎一般社団法人日本シロダーラ協会
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