CLAYTHERAPY and Clay Bath

Clay Bath / クレイバスは、疲れを取りリラックスするだけでなく、デトックスや治療目的で活用されることが海外では多く見られます。特に水銀やヒ素、アルミニウム、鉛などの重金属や、放射能をはじめとする化学物質のデトックス、さらには喘息や花粉症などのアレルギー、リウマチ、うつ病、自閉症、記憶障がい、リーキーガット症候群*などの症状の改善に特に有効だとされています。今回はこのクレイバスの科学的メカニズムを紐解いてみましょう。
提供 / ICA国際クレイセラピー協会

 人の肌(皮膚)は「人体最大の臓器」といわれています。その面積は大人で1.5~2㎡あり、重さは2~4kgほどになります。肌は、表皮とその下の真皮から構成されて、表皮の厚さは0.1~0.2mmで、手のひらや足の裏は他のパーツよりも厚くなっています。表皮には血管や神経はありませんが、真皮には血管や神経の末端が豊富に分布し、表皮の一番下の層は細胞分裂を繰り返し、古い皮膚は徐々に表面に押し上げられて、約4週間ではがれ落ちます。
 肌には、外界からの刺激や細菌などの感染から体を守り、血管を収縮・拡張させ汗を出して体温を調節し、体から水分が必要以上に蒸発させるのを防ぐという役割があります。
 ヒーリングクレイはマイクロレベルの小さな分子で構成され、いくつもの薄いクレジットカードのような層が重なり合ってできています。この層の平らな表面部分は、マイナスの電荷を帯び、端の部分はプラスに帯電しています。要するにクレイ分子のほとんどがマイナスに帯電したマイナスイオン化した状態といえます。なかでもスメクタイト系のクレイ1gの分子の表面積は800㎡にも及ぶともいわれていますから、その広さは想像を絶するものがあります。このマイナスに帯電したクレイ分子の表面は強力な吸収力を持ち、プラス(陽)に帯電している老廃物や重金属、毒素などを引きつけて吸収します。いわゆるデトックス作用がここで起きることになります。これが「デトックスにはクレイ」といわれる由縁でもあります。
 この吸収作用が皮膚や細胞膜状で「浸透圧」となって作用し、クレイの含有ミネラル分を補給します。この現象は「ミネラル交換」と呼ばれます。クレイは、肌の状態に最も影響のあるミネラル「シリカ」(ケイ酸)を主成分としています。シリカは肌の弾力性や回復力に作用するミネラル成分ですが、この他にもカリウム、カルシウム、鉄、リン、マグネシウム、亜鉛、銅、ナトリウムなどの各種ミネラル元素が集合体となりクレイのカラーや特性、特長を形成します。


 ヒーリングクレイを入れたお風呂に入浴すると、透過性の膜である肌が、カラダの中に溜め込んだ重金属や老廃物や毒素などを排出し、さらにはクレイの含有ミネラルを人体に補給していきます。これらの作用によってカラダの代謝は促進され、水分の滞留やむくみを解消し、免疫システムを活性させ、炎症を抑え、痛みなどを和らげ、皮膚の生成を助けてくれます。入浴後に皮膚が赤くなるのは、いままで滞っていた体液が循環し、代謝そのものが一気によくなったことを示しています。「温まったから肌が赤くなった」というだけではないのです。入浴後の肌をよく観察してみると、代謝が悪かった箇所が、ほかの部分よりも赤みが強くでていることに気がつくはずです。
 クレイバスにする際には、クレイが汚れを吸収し、細菌を抑制してくれますから、石けんやボディシャンプーなどの洗浄剤を使ってカラダを洗う必要はありません。クレイバスにゆったりと浸かるだけで、温水によって開いた毛穴から、クレイが老廃物や有害物質、重金属などを吸収し、そのまま含有ミネラルを補給、筋肉痛や生理痛、冷え性や肩こりなどの軽減はもちろん、肌のコンデションそのものも整え、美しい肌をつくります。このとき、クレイバスに使うクレイのタイプと量、入浴時間は、年齢や体調、目的にあわせてアレンジが必要です。
 子どもは大さじ1~3杯の中で調節します。6週間までの赤ちゃんであれば、肌にやさしく吸収力もソフトなカオリナイト系がおすすめです。使用量は大さじ1杯を目安にします。子どもは大さじ5杯(カップ1/2)までを最大量とし、入浴時間も5分をひと区切りに様子をみながら徐々にクレイバス自体に慣らしていきます。嫌がるのに無理に時間を計って入浴するようなことは避けます。これは子ども、大人に関係なく、クレイバスはあくまでも心地よい状態であることが第一で、もし気分が悪くなったり、不快な状態があれば、すぐに中止してください。子どもの入浴時間は最長でも20分まで。大人は低めの温度(40℃以下)で20~40分が標準的な入浴時間ですが、初めての場合には10分位から始めてみるのがよいでしょう。使用量は大さじ5杯を基本量とします。同じ使用量でも粘土鉱物の種類や特性によってその吸収力には大きな差があります。カオリナイト、イライト、スメクタイトの順で吸収力は強まりますから、使用するクレイの成分表示は必ず確認するようにしましょう。モンモリオナイトやベントナイトと呼ばれるクレイは、スメクタイト系のクレイです。

 デトックスや自然療法を目的にクレイバスを活用したい場合には、週2回ほどの入浴を継続的に行います。その日の体調や状態によって、使用するクレイや量、入浴時間をアレンジしてみてください。入浴自体は難しいときには部分浴で代用することもできます。手浴、足浴、座浴など、状況に応じて試してみましょう。部分浴はクレイバスより少し熱めのお湯(42℃位)に大さじ1~3杯のクレイを入れて、15~30分行います。途中、差し湯をしながらお湯が冷めてしまわないよう工夫してください。定期的にクレイバスを行うことで、様々な疾患や症状の要因となっている有害物質をカラダの外に排出し、さらにはカラダの機能を高め正常に働かせる原動力となるミネラルを補給できるようになります。結果として、体調不良や体質の改善につながってゆくことになります。

 街中の喧騒から離れ、海や山、森の中を歩くとマイナスイオンをたっぷりと含んだその新鮮な空気に、身も心も癒されていくのを感じます。クレイバスも森林浴と同じように、自然と大地のパワーとエネルギーを全身で体感することができます。海外では積極的に疾患治療のためのクレイバスがデイリーケアとして取り入れられています。日本での自然療法としてのクレイバスの可能性は、これから更に大きくなっていくに違いありません。

※クレイは、金属を錆びさせる性質を持っていますので、追い炊き式・循環式の浴場での使用は控えましょう。

 

Leaky Gut Syndrome (LGS) リーキーガット症候群とは
腸管壁浸漏症候群は、腸管壁における過度の浸透状態で、バクテリア、毒素及び、食物が漏れ出す症状のことをいいます。
< LGSによって引き起こされる病気と症状 >

ニキビ・免疫不全症候群・アレルギー・関節炎・ぜんそく・自閉症・小児多動症・クローン病・嚢包性繊維症・湿疹・アトピー性皮膚炎・炎症性大腸炎・腸内感染・過敏性大腸炎・化学薬品過敏症・膵臓機能障害・乾癬・リウマチ・統合失調症・潰瘍性大腸炎・便秘・下痢・慢性疲労・原因不明の熱発・免疫力低下・膣感染症・皮膚の荒れ・重金属中毒症・不眠症・骨粗鬆症・ドライアイほか

ICA公式通販サイト”ICAクレイShopping”で扱っているクレイは、ホワイト、ピンク、グリーン、イエロー、レッド、ブラウンの全6種類。お試しサイズの30gから、150g、400g、1200gの4サイズでご用意しています。

 

ICAオフィシャルサイト:claytherapy.jp  クレイshopping:clay-shop.jp
ICA国際クレイセラピー協会は、現代の暮らしに役立つクレイセラピーの研究・開発、クレイセラピストの育成・支援を目的に2009年4月設立。東京に拠点を置き、クレイセラピーの指導、資格認定を実施している。理事はMatthew Masonと松本淑子。
〒170-0013 東京都豊島区東池袋3-9-1 オカダビル5F



 

 

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