自然界の”気”を取り込み、気の巡りをUP! 手に感じるエネルギーもUP!

投稿日:2013年3月18日

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『セラピスト4月号』にて、施術中の「呼吸と心の整え方」を紹介してくれた、アロマセラピスト&気功インストラクターの宮田典子さん。セラピーライフ限定で、心身をリラックスさせ、手に”気”を感じる力も高まる「養血補気益寿功(ようけつほきえきじゅこう)」を披露します。

気功が始めての方にも動きやすい動作なので、ぜひチャレンジしてください。

養血補気益寿功(五分間養生功)は、導引養生功の一種。
導引養生功は、ゆっくりとした動作と深い複式呼吸で全身をリラックスさせ、気血の流れを調和する健康気功です。

LET’s TRY! 養血補気益寿功

準備姿勢
全身をリラックスして立つ。以降、気功する間は、静かな腹式呼吸を行う。
左足を肩幅に開く。左手を内側にして丹田(おへその少し下)で両手を重ねる。
第一式 気を抱く
息を吸って腕を広げてから、吐きながら重心を沈め、腕で大きな球を抱くようにして、掌は丹田に向ける。両手指先の間は約10cm、目は軽く閉じて腹式呼吸を続ける。
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第二式 気を採り入れる
息を吸いながら膝を伸ばして両手を持ち上げ、吐きながら重心を沈めて両手を広げて肩の高さに。手は軽く窪ませて、前に向け、目を閉じて新鮮な気を手の中央から採り入れるようにイメージしながら腹式呼吸を続ける。

息を吸いながら両手両脚をいったん伸ばし、手首を外回りに一回転させる。

第三式 気を引っ張る
A.息を吐きながら重心を沈め、手を丹田の前で向かい合わせる(両手の間は約20cm)。
B. 息を吸いながら、両手を左右にゆっくり開き、脚も伸ばしていく。

吸う吐くを繰り返しながら、A+Bの動きを数回繰り返す。意識は掌の中央。目は手の方を見る。

第四式 気を戻す
A.息を吐きながら重心を沈め、気を丹田に帰すように掌を腹部に向ける。
B.息を吸いながら、両腕両足を伸ばしてから、両手で気を集める。

吸う吐くを繰り返しながら、A+Bの動きを3回繰り返す。

第五式 心を整える
息を吐きながら重心を沈め、両手を胸の前で合掌。心を静かに整える。
第六式 頬をふくらます

  • 膝を伸ばし、両手を丹田に重ね(男性は左が内、女性は右が内)、頬を36回素早くふくらませる。
  • 次に口の中に溜まった唾液を3回に分けて飲み下す。
収功

  • 両手を下ろし、左足を戻す。
  • 次に両手を顔の前で3回やさしくこすり合わせてから、両手で顔を3回なでる。(吸いながら顔をなで上げ、吐きながら頭をなで下ろす。)
終わり

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