セラピスト・清末悦子のナチュラル・ヘッドスパ入門 Lesson5

投稿日:2019年8月2日

オイルマッサージ-2a

spa.jpg

ナチュラルヘッドスパは、できる限り天然の素材を使い、インドのアーユルベーダを取り入れた独特なトリートメント法です。頭皮ケアの重要性が認められ、ヘッドスパへの関心が高まるなかで、さらに一歩進んだ要素として、自然素材を使用し、私たちが本来持っている自然治癒力を引き出す、ホリスティックなアプローチをすることが大きな特徴。この連載ではナチュラルヘッドスパの基本をお教えしていきます。


 スクワランオイルを使用して、アーユルベーダ式のオリジナルマッサージを行います。頭皮からオイルを浸透させることで、皮膚の殺菌や代謝作用を促し細胞を活性化。ヘナの栄養分の吸収率を高めます。マッサージで心地よくツボを刺激することで、血液とリンパの流れを促進して、デトックス効果をアップ。神経系をリラックスさせて、自律神経のバランスを整えます。前回に引き続き、今回もオイルマッサージです。
ピール

頭皮を頭蓋骨から引き離すようにして、頭皮を動かす手技です。硬くなった頭皮に柔軟性を持たせるのが目的。こうして血液やリンパの流れを促進します。
5_1a.jpg
26.まずは、側頭部に四指を当て、円を描くように動かします。頭皮をしっかりと捉えて、頭蓋骨から引き離すようなつもりで。これを、少しずつ場所をずらして、前頭部から頭頂部まで全体に行います。
5_1b.jpg
27.次に、頭頂部を左手の四指と母指を置き、そのままはさむようにして、頭皮にシワを寄せ、親指で大きく面をとらえるイメージで丸く動かしていきます。


首筋引き上げ
首のサイドを下から上に、両手の四指でなで上げる手技です。耳のまわりにあるリンパ節に、老廃物を含んだリンパを流し込むような気持ちで、ゆっくりとしっかりと行います。
5_2a.jpg
28.まず左手の四指をクライアントの首と肩の境目に当てます。そのまま一定の圧をかけながら、首サイドを耳の裏までさすり上げます。
5_2b.jpg
29.続いて右手の四指で、同様に下から上へ、耳の裏までさすり上げます。続いて左手で、というように手を交互に動かし、数回繰り返します。


ジグザグ
四指の腹でジグザグを描くように頭皮を刺激します。一定の圧をかけながら、髪の生え際から頭頂部に向けて行うことで、頭皮を活性化して、爽快感を得ることができます。
5_3.jpg
30.四指の腹を頭皮にしっかり当て、ジグザグを描くように動かします。髪の生え際から頭頂部に向けて、頭皮を強めに刺激します。これを、少しずつ場所を変えて数回行います。


マニピュレーション
五指をリズミカルに動かして、軽快に頭皮を刺激します。心地よく毛根を刺激することで、血行を促し、細胞を活性化。発毛、育毛を促進します。
5_4.jpg
31.五指を細かく動かして、コショコショするような要領で頭皮を刺激します。軽いリズミカルなタッチで行うのがポイント。頭部左半分全体に行います。
リンパつかみ
母指と四指でつまむようにして、リンパを刺激する手技です。耳のまわりにはリンパ節が集まっています。この中でいちばん大きな深頸リンパ節を刺激します。
5_5.jpg
32.耳から真っ直ぐ下に下がった、首筋のあたりを母指と曲げた四指で軽くつまみます。


ナックリング
丸めた四指の間接でリンパ節を軽く刺激する手技です。首の下部から耳の下まで、螺旋を描くようにマッサージをすることで、リンパの流れを促し、解毒作用を高めます。
5_6.jpg
33.四指を丸め、間接の部分を首の下部に当てます。そこから螺旋を描くように動かしながら、首の下まで軽く刺激します。


風池プレッシング
風池(ふうち)は首の後ろの髪の生え際、僧坊筋の両外側の少しくぼんだところにあるツボ。ここへの刺激は、首筋から肩への血流を改善します。肩こり、頭痛、眼精疲労に効果的。
5_7.jpg
34.母指で風池(ふうち)をプレッシングします。心地いい圧でゆっくり行いましょう。
(Lesson6にへつづく)

-

おすすめ記事

一度身に付けたものも“再確認”をしておくことは大切だと思う。~料理編~

こんにちは、編集部のSです。  先日「セラピスト4月号」が校了(雑誌の編集作業が終了すること)しました。  いったん編集 …

長生学園、8月24日(木)にオープンキャンパスを開催

在校生とのトークや実技の授業も一部受講することができる 同校だけで学べる長生術が体験可能 あん摩マッサージ指圧師の専門学 …
no image

東洋医学で体質チェック&セルフケア

東洋医学による症状の分析方法には、「八綱弁証」「五臓六腑弁証」「気血津液弁証」など、さまざまな方法があります。その中の1 …

おすすめセミナー

おすすめ書籍&DVD