日本人が書いた中医鍼灸実践マニュアル 上巻

書籍

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価格
4,800円+税
著者
若杉寛
判型
B5判
貢数
308頁
発売日
2012年2月24日
ジャンル
鍼灸
収録内容

第1章 消化器科系症状 消化器科系症状 問診と鑑別のポイント
食欲不振
悪心嘔吐
からえずき(乾嘔)
のどに酸っぱい液体がこみ上げる(呑酸)
ゲップが多い(?気)
しゃっくり(?逆)
胸焼け(?雑)
腹部膨満感(腹満)
お腹が冷える(腹冷)
お腹が鳴る(腸鳴)
胃の痛み(胃?痛)
臍周辺の痛み(臍腹痛)
下腹部中央の痛み(小腹痛)
下腹部両側の痛み(少腹痛)
側胸部の痛み(胸脇痛)
腹部にできる塊(??積聚)
食後すぐにおこる空腹感(消穀善飢)
食事中や食後すぐに眠くなる(食後困頓)
口臭
口内炎(口舌生瘡)
便秘(大便秘結、排便困難)
下痢(泄瀉)
大便失禁
テネスムス(裏急後重)
血便(大便下血)
膿血性の下痢(膿血便、痢疾)
嘔吐と下痢(霍乱、上吐下瀉)
内痔核・外痔核(痔疾、肛門生痔)
脱肛

第2章 泌尿器科系症状 泌尿器科系症状 問診と鑑別のポイント
頻尿(小便頻数)
夜間多尿
尿失禁(小便失禁)
夜尿症(遺尿)
小便の切れが悪い(尿後余瀝)
尿量減少(小便不利)
排尿困難・尿閉(?閉)
排尿痛(淋証)
小便清長 
小便黄赤
血尿(尿血)
ED・勃起障害(陽萎)
早漏(早泄)
遺精 
不射精
陰挙不衰
陰冷
外陰部の収縮(陰縮)
陰茎の疼痛と痒み(茎中痛痒)
陰嚢の痒み(陰嚢掻痒)
睾丸脹痛
精液に血液が混じる(血精)

第3章 内科雑病(不定愁訴)
頭痛
頭重感、頭が重い(頭重)
頭が脹る(頭脹)
頭が揺れる(頭揺)
頭鳴(脳鳴)
頭の下垂(頭傾)
めまい(眩暈)
不眠(不寝)
いつも眠い(嗜眠)
夢をよく見る(多夢)
物忘れ(健忘)
認知症
よくため息をつく(善太息)
寒がる・冷え症
熱がる・発熱
潮熱
五心煩熱
よく汗をかく(発汗・大汗)
なにもしていないのに汗をかく(自汗)
寝汗をよくかく(盗汗)
頭顔面部だけに汗をかく(頭汗)
脇の下によく汗をかく(腋汗・腋臭)
前胸部に汗をかく(心胸汗出)
手掌・足底に汗をかく(手足汗出)
疲労倦怠感(疲乏)・疲れやすい(易疲労)
身体が重だるい(身重感)

教則資料 中医鍼灸治療の進め方 中医鍼灸を修得するコツ
臓腑弁証の基礎
八綱弁証
気血津液弁証
六淫(外感)弁証
五臓の生理作用と病理状態
六腑の生理作用と病理状態
奇恒の腑
臓腑間関係
補瀉手技
刺鍼による響き

日本人向けに使いやすく整理した “現場”の実践手引き書!

「中医鍼灸」とは、中国の伝統的な医学(中医学)に基づく鍼灸であり、鑑別法や治療法が整理・体系化されているため、初学者でも一定の効果を上げることが可能。本書では、食欲不振、便秘、頭痛、不眠、冷え症、頻尿など、特に日常生活で起こり得る症状を網羅。わかりやすく、応用しやすく、毎日の臨床にすぐ役立つ中医鍼灸治療学を紹介。本シリーズは、臨床現場でよく見られる多くの症状を挙げ、鑑別、弁証、治療目的決定、取穴、手技を行うという中医鍼灸の“ 理・法・方・穴・術” を解説する鍼灸師必携の手引き書です。

著者プロフィール

若杉 寛 Wakasugi Hiroshi

はりきゅうマッサージ「すこやかな森」院長。東京衛生学園専門学校臨床教育専攻科非常勤講師(中医鍼灸臨床指導)。2008 年、中医鍼灸東京健鍼会を設立。臨床家の立場から“かみ砕いたわかりやすい言葉で毎日の臨床にすぐに役立つ”ことをモットーにした中医鍼灸臨床セミナーが好評を博している。

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