健康管理能力検定とは、そんなニーズに答え、健康管理や予防医学についての理解度を測ることを目的とし、始まりました。
運営しているのは、特定非営利活動法人 日本成人病予防協会。当協会は1987年に、東京都医師協同組合連合会により設立。それまでは早期発見・早期治療に焦点を当てた医療が主流でしたが、そこから一歩進んで、〝予防医学〟という新しい考え方が生まれた時代でした。日本成人病予防協会は、その〝予防〟という部分の知識を啓蒙する目的で発足され、現在も健康社会の実現のための活動を行っています。
現在は高齢化や生活習慣病患者の増加などが社会問題になっています。この協会では、こうした状況を受け、”健康社会”を実現するために、中央官庁をはじめ、医療、福祉、企業、家庭、学校、地域などと連携。講演やセミナーの開催、健康カウンセリングや食育活動、公益事業の実施、予防医学の知識を深める「健康管理能力検定」の運営、知識広める人材「健康管理士一般指導員」の認定&育成など、幅広い活動を行っています。
健康情報があふれ、健康意識が高まっているにも関わらず、日本人の2/3が生活習慣病が原因で亡くなっています。私たち1人ひとりが、健康管理に必要な知識を身につけることが求められています。健康管理能力検定は3~1級があり、段階を経て少しずつ知識を深めていくことができるのが大きな魅力。文部科学省が後援しているので、安心&充実の内容です。また1級は、教育訓練給付制度厚生労働大臣指定講座にも指定されています。
健康管理能力検定3級は「生活リズムアドバイザー」、2級は「健康リズムカウンセラー」、1級は「健康管理士一般指導員」に必要な内容を組み込んだ教材を用意。医師の監修の元、しっかりしたエビデンス、常に更新される医療・健康情報を盛り込むために、定期的に改定しています。イラストや図形、グラフなどを多用し、分かりやすく編集されているので、安心&納得しながら勉強ができます。
健康管理能力検定3級では、日常の中で生活リズムを整えるための知識である、体内時計の仕組みや、それに合わせた生活習慣を学びます。身体の不調は、毎日の生活リズムや身体のリズムが乱れて起こること。
そこで、2級では、呼吸や睡眠、体温、ホルモンなど、身体のリズムを知り、それぞれを上手に機能させる方法について学ぶことができます。
3級では家族や身近な人への美と健康のアドバイスが可能に。さらに2級では、職業レベルでのカウンセリングができるところまで、ステップアップします。
1級は、予防医学のスペシャリストを目指す人向けです。合格すると「健康管理士一般指導員」の資格も取得できます。病気のこと、それを予防するための運動習慣や食生活など、健康管理に必要なこと全般が学べます。
健康管理能力検定1級(健康管理士一般指導員)受験対策講座は、厚生労働大臣指定 教育訓練給付制度講座に指定されています。また、テキストが1〜6まであります。その充実した内容に定評があり、資格取得後も、サポート体制が充実しています。
・テキスト1では…「健康管理学」として、健康の概念、保健統計と疫学、上手な医療施設の選び方など
・テキスト2では…「生活習慣病の基礎知識」として、各病気について
・テキスト3では…「心の健康管理」として、ストレスやメンタルヘルス、さまざまな心の病気について
・テキスト4では…「生活を守る栄養学」として、栄養学の基礎、時間栄養学、食育や食の安全について
・テキスト5では…「生活環境と健康」として、私たちを取り巻く環境や地球温暖化など、環境問題について
・テキスト6では…「身体を守る健康知識」として、運動、介護、薬学、東洋医学について
食、ストレス、運動、メタボ、病気の知識といった、予防医学に関すること全般について、幅広く体系的に学べるのが特長です。
通常、予防医学について学ぼうとすると、食は食、運動は運動、病気は病気についての本で、個々に勉強しなくてはなりません。でも、このテキストは、それらがすべて網羅されているのが嬉しいところ。
3級から1級まで、全てのテキストは、文字が大きく、イラストや図などを多用し、誰にでも分かりやすい編集を心がけて作られています。日々進歩する医療・健康情報を反映するために、テキストは1〜2年に一度は改訂。常に新しい情報を取り入れています。
試験合格に向けての対策講座、合格後の会員に送られる会報誌や定期的に行うセミナーなども充実しており、情報のアップデイトに役立つフォローアップも万全!
★ 基礎
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★★ 応用
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★★★ プロフェッショナル
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実力試しにもなる3級、ちょっと高度な2級、プロフェッショナル用の1級までを用意。少しずつステップアップできるので、無理なく安心して勉強ができます。もちろん、3級・2級を受けずに、1級だけの受験も可能! |
テキストの内容が実践的で、得た知識が仕事の場面でそのまま使える……という声も。エビデンスに裏打ちされた、正しい、即戦力となる知識が身につくと好評です。
美容と健康を総合的に学びたいと考える、セラピストに最適な資格と言えそうです。
そんなニーズに答え、専門知識を持つ人材は多方面で活躍しています。
私たちこうして資格を活かしています! | |
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健康管理に関する講演の仕事が増加! 和田奈美佳さん (フリーキャスター) |
健康管理の知識を美容提案に応用! 山口聡美さん (ポーラ ザ ビューティー 自由が丘店オーナー) |
「私はフリーキャスターとしてスポーツ関連の仕事をしていますが、いつかアスリートの方々に健康についての講座を開きたいと思っていました。そこで、正しく&しっかり深い知識が得られる『健康管理能力検定』3級、2級を受験し、『健康管理士一般指導員』の資格を取得しました。現在はこの資格を活かした、健康に関する講演会の仕事や、文部科学省が後援している、小学校での食育活動を行っています。まだ健康に興味がない20代の人にも、同世代の私が話すことで、将来、起こるかもしれない生活習慣病などに興味を持ってもらえることに、やりがいを感じています」 | 「当店に来てくださるお客さまは美意識がとても高く、心身の健康なくして美しさは保てないことを認識していらっしゃいます。サプリメントを多く取り扱っていることもあり、健康の知識は必須だと感じ『健康管理士一般指導員』資格を取得しました。テキストがとにかく分かりやすく、さまざまな角度から学べるのが最大の魅力。定期的に送られてくる、健康の最新情報が掲載されている冊子やセミナーで、季節ごとや各年代に必要な情報が随時得られ、すぐ実践で使えるので、本当に役立っています」 |
資格取得を推奨する会社も 株式会社 ポーラ |
フォローも万全! 各種講座で知識をブラッシュアップ! |
「健康管理能力検定」を取り入れる企業が急増中! 株式会社ポーラもそのひとつ。社員をはじめ、直接お客さまと接するポーラ ビューティーディレクターにも推奨され、その知識がカウンセリングなどに活かされています。 | 健康管理士の資格取得後も、2カ月に1回届けられる、健康の最新情報が掲載されている冊子「ほすぴ」、各種講演やセミナーなど、知識や指導力を深めるバックアップも万全。さらにその上の「上級指導員」の資格を得るコースもあり、認定講師として活躍することもできます。 |