「MTI」マッサージセラピー・インスティテュート

日本にセラピストが増え始めてから約20年。オイルを使った施術は定着してきましたが、セラピストが抱える問題点は、なかなか改善されていません。こうした中、オイルマッサージのプロを養成する専門スクールである「マッサージセラピー・インスティテュート(MTI)」が10月に開校します。このMTIの存在は、今の日本のセラピーの問題点を解決へと導いてくれるでしょう。今号と次号の2回にわたり、MTI誕生の経緯と、近未来のセラピストの理想像を提言します。
取材・文◎岡田光津子 提供◎マッサージセラピー・インスティテュート

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オイルマッサージに携わる
すべての人々に伝えたい

満を持して10月からスタートするオイルマッサージのプロフェッショナル育成のためのスクール、マッサージセラピー・インスティテュート(MTI)。エステティシャン(美容のプロ)でもなく、アロマセラピスト(芳香療法のプロ)でもない「マッサージセラピスト(オイルマッサージのプロ)」という新しい職種をつくり出す、日本で初めてのスクールがいよいよ誕生します。

JTTMA(日本タイ古式マッサージ協会)の新規事業としてスタートする同スクールには、日本タッチ協会代表理事の一人である有本匡男さん(ボディワーカー)他、小松ゆり子さん(Touch for World代表/パーソナルセラピスト)、中村直美さん(Massage Therapy Studio Manoaオーナーセラピスト)、國分利江子さん(米国NY州政府認定マッサージセラピスト)らが関わっています。

なかでも國分さんは、アメリカで100年以上の歴史を誇り、「マッサージセラピー界のハーバード大学」ともいわれる名門大学『スウェーディッシュ・インスティテュート』を卒業し、日本におけるマッサージセラピーの第一人者として活躍してきました。

そんな彼女がオイルマッサージにおける長年のキャリアを生かし、同スクールのクリエイティブディレクター兼校長に就任。これまでのような抽象的な癒しの心地よさではなく、オイルマッサージを通して「結果が出る施術」「説得力のある施術」を提供するマッサージセラピストの育成に力を注いでいきます。

國分さんによると、こうした流れを後押ししたのは、新型コロナウイルスの影響が大きかったとか。「コロナ禍で『健康は自己管理が大切』という意識がさらに高まり、気持ちよく癒されることで満足していたお客さまたちがしっかりと結果の出る本物の施術を求め始めました。また、財布の紐が固くなっている一方、健康を得るために本物には投資するという感覚が一般化しつつあります」

Profile
國分利江子さん

MTIクリエイティブディレクター兼校長。アメリカNY州政府認定マッサージセラピスト。癒しのリラクゼーションを越えた「ヘルス・プロフェッショナル」としてのマッサージセラピストの育成に邁進中。

抽象的な「癒しのセラピスト」から、医師や看護師に準ずる「ヘルス・プロフェッショナル(健康の専門家)としてのセラピスト」になるための、日本初・マッサージセラピースクールが10月に開校します。その技術レベルは、「大学」という名にふさわしいものです。

施術は学んでも身体の使い方を学んできていないセラピストの99%が腱鞘炎や慢性の腰痛、肩こり、頭痛などの職業病を当たり前のように持っている。スクールオリジナルのボディメカニクスの指導により、こうした問題を解消し、オイルの施術で結果を出しながらも、身体を壊さないための身体の使い方を身につけられる。

従来のリラクゼーション系のセラピストの多くが「マニュアルに沿った型のある施術」しかできていないが、MTIでは筋肉・腱・靭帯・筋膜など筋骨格系の身体の深部まで届くディープティシューを学び、クライアントの症状の具体的な機能改善を実現。また、SOAPプランを作成し、個別対応で組み立てる施術ができるようになる。

セラピストを一生の仕事にするために
必要な専門技術を学ぶ

たしかにこれまでの日本のオイルマッサージはエステティシャンやアロマセラピストが主流でしたが、その施術自体は極めて初歩的で、99%のセラピストが「型のあるマニュアル式施術」を提供してきました。エステティック、アロマトリートメント等、リラクゼーション系のトリートメントの目的は「癒し」で、ほとんどの店ではソフトタッチの施術が提供されてきたことも事実です。

一方、これから求められるマッサージセラピーの施術のゴールは「機能改善」。そのために必要となるのが、体系化された筋解剖学に基づく姿勢の評価、病理学に基づくクリニカル・ストラテジー、SOAPプラン※+ディープティシューの技術です。こうしたことを踏まえながら医療関係者と対等にコミュニケーションを取り、お客さまの主訴を改善していく力がセラピストには求められてきます。

「これまでは『なぜこの手技を行うのか』『これを行うことでどういう改善が得られるのか』をしっかり理解しないまま施術に入る方が多く、『思うような結果を出せない』『自分自身の身体を傷めてしまった』という声をたくさん聞いてきました。そうした問題も解決しながら、セラピストという仕事を一生の仕事としていくためのノウハウもお伝えしていきます。ぜひ、ご期待ください」

なお、10月の開校までの間に、MTI開校記念特別セミナー「体への探究。医療とセラピーの出会う場所~理学療法士 ・森本善郎vsマッサージセラピスト・國分利江子」が配信されます。ヘルスプロフェッショナルとしてのオイルの施術、医療従事者との対談を、お見逃しなく!

※…医療看護分野におけるカルテなどの記載方法の一つ。「S(subjective):主観的情報」「O(objective): 客観的情報」「A(assessment): 評価」「P(plan): 計画(治療)」の4項目に沿って記載する。

Information

「無料WEBセミナー筋解剖知識に基づいた
オーダーメイド・マッサージセラピー養成講座」開催中!

[講師]國分利江子(マッサージセラピー・インスティテュート校長)
[内容]
▶ 何故、多くのセラピストが筋解剖知識を使いこなせないのか?
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https://massagetherapy.jp

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