肌本来の強さを引き出す「絹美容」 “絹筆” で美肌を育て、免疫力を高める「セリシンボーテ」メソッドとは

肌本来の強さを引き出す「絹美容」
絹筆” で美肌を育て、免疫力を高める
セリシンボーテメソッドとは

絹の筆とお湯だけで、美肌にリフトアップ、小顔効果などが可能になる「セリシンボーテ」での施術。絹に含まれる成分セリシンの天然保湿効果、温熱によるHSP効果、筋肉・経路・経穴への確かな刺激によるメソッドと技術により、お客さまに納得いただける結果を出すことができる。筆は、群馬の製糸場で引かれた純国産生糸を用い、世界的に有名な熊野筆の職人により完成されたmayunoWaオリジナル。

セラピストなら、絹がもたらすさまざまな効果を耳にしたことがあるはず。
でも、その理由を答えられる方は少ないかもしれません。
mayunoWaの「セリシンボーテ」を使った施術は、絹の特性を最大限に活かした、美肌を育むフェイシャルメソッド。
絹の筆一本でお客さまの要望に応えることができる、その理由を探ってみました。
取材・文◎岡田光津子 提供◎mayunowa

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絹筆のセリシンと
HSP効果が美肌を育む

「絹の筆1本で、どんな肌質の人でもふわふわの美肌がよみがえった!」
「スチーマーなどの美容機器は使わず、絹の筆、お湯のみで、肌の悩みが解決。驚くほど肌艶がよくなった!」

美容機器よりも手の温もりに近く、ハンド技術よりも深部から結果を引き出すフェイシャルエステとして注目を集めるセリシンボーテ(絹筆)での施術。国産のオーガニックローシルクコスメを手がける「mayunowa」代表の横山結子さんが提唱するこの手法は、ローシルクの特徴を活かした筆を使用し、肌質を問わずアプローチできる安心感のあるエステとしてホテルSPAにも採用されています。

昔から〝絹は肌に良い〟と知られていますが、その理由をご存知でしょうか? これには「セリシン」という成分が大きく関わっています。

「絹糸は断面が三角形で、無数の孔が空いた多孔質構造をしています。そして、中心の繊維タンパク質の周りをセリシンが覆っています。セリシンは水溶性で吸着力の高いアミノ酸タンパク質で、肌のNMF(天然保湿因子)に含まれる成分と非常に近い組成です。45~50℃の少し熱めのお湯に筆を浸すとセリシンが溶け出し、肌を整えながら古い角質などを優しく取り除くと同時に、肌に必要な栄養素を与えることができます」

ここで重要な役割を果たすのが、多孔質構造によるHSP(ヒートショックプロテイン)効果です。私たちの肌を構成するタンパク質は非常に傷つきやすく、傷つくとそれを修復しようとしてHSPが生まれます。

「少し熱めのお湯にこの絹筆を浸すと、多孔質構造により筆がたっぷりとお湯を含み、温度を保ちます。また、肌は42℃の刺激を受けるとHSPを生み出します。それにより美肌効果やシミしわの予防と修復効果なども同時に得られるというわけです」

“絹糸の特性”を最大限に生かす

「セリシンボーテ」の秘密

人工皮膚や血管など、再生医療の現場で日々研究されるほどヒトの肌と成分組成が近い「絹」。その特徴を最大限に活かす絹筆「セリシンボーテ」を使ったメソッドの一部をご紹介します。

マスク生活が長くなると表情筋を動かす機会が減り、頬も毛穴もたるみがち。温かい絹筆は、“痛気持ち良く”深層筋までしっかりアプローチして、頬を持ち上げます。気になるほうれい線や下がり口角にも効果的な手技。

約42℃でHSPが肌深部で発生するよう、お湯で温めた絹筆を、舌下腺から頬筋に向かって滑らせる。頬筋の裏の経穴を刺激しながら、優しく引き上げていく。

ドライアイやクマなどをはじめ、多くの人が悩む目元のトラブル。絹筆で目の際のマイボーム腺に働きかけて汚れを除去し、機能を正常に戻していきます。まつげエクステをされているお客さまにも安心して施術できます。

眼輪筋を通りながら攅竹、清明などの経穴を刺激。筆の温熱効果と、溶け出したセリシンの効果も加わり、まつ毛も目元もふっくらと。
マイボーム腺はまつげの生え際内側にある皮脂腺で、涙の油層を分泌。マイボーム腺が詰まって油層が分泌されないと、ドライアイなどのトラブルが発生しやすくなる。

再現性の高い13の工程で
誰もが施術で結果を出せる

絹のセリシン、HSPの働きをより高めるために、横山さんは次の13の症状に対する手技を編み出しました。

①二重あご・唾液の分泌低下→②あご先のむくみ・エラ張り→③毛穴のたるみ・頬の下垂(小顔効果)→④鼻炎・小鼻の黒ずみ→⑤マイボーム腺機能不全→⑥眼精疲労・ドライアイ→⑦眼瞼下垂・視界不良→⑧額のしわ・自律神経の乱れ→⑨免疫低下・猫背→⑩ホルモンバランスの乱れ・バストの冷え→⑪肩こり・スマホ首→⑫顔の緊張・頬のたるみ→⑬ストレス過多・めまい(ディープリラックス)。

「13工程の筋肉・経絡・経穴を的確に捉えたアプローチが、さまざまな悩みに応えるように結果をひきだす、フェイシャル初心者でも安心かつ再現しやすい技法です」

なかでも特筆すべきは、溶けだしたセリシンが「マイボーム腺」を温めながら洗浄、および巡りを改善。ふっくらと張りのある目元を作り出すこと。まつ毛のエクステなどをしていると、通常のフェイシャルでは目元のケアが難しく清潔を保てないことも多いのですが、セリシンボーテでは筆の穂先で、まつ毛の際まで筆を入れて汚れを取り除くことができ、クマやドライアイ、また、花粉症の目のかゆみなどの改善にも効果を発揮します。

「ボディやさまざまなコースとも組み合わせやすく、フェイシャルに苦手意識をもつサロンにもおすすめしたいセリシンボーテのエステ。施術者が年齢を重ねても、手や身体への負担なく施術が続けられます」

このほか、mayunoWaならではの、〝薄くなった角質を補強する〟防腐剤・アルコールフリーの無添加コスメなど、施術後の肌にも安心な粧材もラインアップ。

古来より伝わる〝絹の力〟を、新たに取り入れてみませんか?

<絹糸の特性>

角質除去とNMF補充を同時に!

セリシンは水溶性で吸着力が高く、肌のNMF(天然保湿因子)成分と非常に近い組成をしています。そのため身体が異物として反応しにくく、優しくピーリングするのと同時に肌に栄養を与え保湿もしてくれるのです。

水溶性のセリシンがお湯に溶け出すことで、刺激から守りつつ肌のNMFを補う。

絹糸の構造(断面イメージ)

三角形の構造が特徴。図のように、繊維タンパク質である多孔質のフィブロインをセリシンが層状に取り巻いている。

mayunoWaで手に入れる
“筆1本”で美肌を育てる技術

セリシンボーテの講習は、Zoomと対面のコンビネーションで行っています。Zoomを見て練習していただき、そのチェックは対面にて実施。不安や疑問をしっかり解消できます。粧剤の取り扱いなど、サロンへの導入についても個別で相談にのり、メニュー化のためのフォローも充実。

mayunoWa(まゆのわ)

mayunowa.co.jp