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婦人科系のトラブルを持たない女性を見つけるほうが難しいといわれている昨今、月経痛など何らかの不調や異常があることが「普通」という認識が定着し、10代を含む多くの女性が当然のごとく鎮静剤を携帯し服用しています。実はこの婦人科系の「異常」は、自然療法を取り入れることでその多くを改善することができます。今回は自然療法の中でも特に安全性が高く誰でも手軽に取り入れることができるクレイセラピーでのケア方法を中心に紹介していきます。

提供/国際クレイセラピー協会

婦人科系トラブルと肝臓

月経は女性にとっての健康のバロメーターです。月経不順も婦人科疾患も「体質」ではありません。ですから何らかの不具合が生じているとすれば、根本的なところから身体を健康な状態に戻していく必要があります。

身体に「毒」となるようなものを食さないこと、これは身体に毒素を溜めないためのファーストステップです。そのうえで既に溜め込んでしまった老廃物や毒素を身体の外に出していきます。このとき、鍵となるのが肝臓です。婦人科系のトラブルはホルモンバランスによるものがほとんどですが、このホルモンバランスには肝臓が深く関係しています。

肝臓は、たんぱく質、ブドウ糖、脂肪などの栄養分の貯蔵と加工のほか、解毒、古くなった赤血球の分解、胆汁の生成、ホルモンの分解など500種類以上もの仕事をこなすとても多忙な臓器です。また、人体最大の臓器でもある肝臓は、重力の影響をまともに受けながら大量の仕事をこなしつつ胆汁生成も行なっているために、日中の活動の中で疲労し肝機能は低下していきます。そのため、身体を横にして休む夜中の1時~3時の間に、肝臓は重力を分散させて肝機能をアップさせます。要するにこの時間に肌や免疫力の回復、そしてホルモンの調整を行なっているわけです。ですからこの時間に起きていると肝臓は蘇生のチャンスを失って、翌日以降の働きに支障がでます。結果としてホルモン分解もできなくなるために月経や肌の調子はもちろん、生殖器系の疲弊へと繋がっていくということになります。

同時に添加物の多い食事、経皮毒などを含む化学物質の摂取なども肝臓への大きな負担になります。婦人科疾患においても肝臓は非常に重要で、肝臓のケアをすることなく疾患の改善と機能の再構築は、幻想でしかないというのが現実です。

婦人科疾患のいろいろ

それでは、具体的に婦人科系トラブルの各種ケースにあわせて理解してみましょう。

現在、女性の10人に1人が持っているといわれている子宮内膜症ですが、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」の分泌が一生のうちで最も盛んな20~40代に起こりやすい疾患です。エストロゲンの分泌が減少する閉経前後の更年期になると、子宮内膜症は軽症化していきます。 最近は、子宮内膜症の発症年齢が若年化し、20代前半どころか10代で発症するケースも出てきています。

子宮内膜症は、本来は子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜が、子宮以外の場所(卵巣、腹膜など)で増殖、剥離(はくり)を繰り返すものです。子宮の内側からはがれ落ちた子宮内膜は、月経血として腟から身体の外に流れ出ていきますが、子宮以外の場所で増殖した子宮内膜は腹腔内にとどまり、炎症や痛み、癒着(ゆちゃく)の原因となります。

子宮内膜症ができやすいといわれている場所は、腹膜、卵巣、子宮と直腸の間のくぼみ(ダグラス窩)です。卵巣にできたものを卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)といいます。

ごくまれに、肺など遠く離れた臓器にできる場合もありますが、骨盤内にできるケースがほとんどです。チョコレート嚢胞などの「嚢胞」は、腫瘍とは異なり、液体などを含んだふくろ状の構造になっています。

線維性の腫瘍は、線維性組織の異常な発達によって形成された、硬くて隆起性の良性腫瘍のことをいいます。

線維性腫瘍には、3mmほどの小さなものから10kgほどの重さもある大きなものまであります。よくみられる症状として、多量の出血、月経痛、下腹部の圧迫感、流産などがあります。

線維性腫瘍の大きさによっては、不妊の原因にもなります。またそれほど大きな腫瘍ではない限り、妊娠することは可能で、出産後に腫瘍が小さくなったり、閉経後に腫瘍そのものがなくなることも多くあります。

子宮線維腫は、子宮平滑筋腫、子宮筋腫、子宮線維筋腫などがあり、月経時の出血の多さや、白やピンク色の分泌液などによって発見されることも多く、線維性腫瘍によってはスポンジのように大量の血液を抱え込んでいるようなものもあります。ただ、現代医療では原因不明とされているこれらの腫瘍は、自然療法を上手に取り入れることによって改善、完治させることが可能です。

通常、線維性腫瘍は下腹部や太ももなどに圧迫感や痛みを与えます。腫瘍の大きさによっては、隣接する器官や血管、神経などを圧迫し、それによる障害が起こることもあります。

たとえば、腸骨静脈が圧迫されると脚の浮腫として現れ、神経の圧縮は坐骨神経の神経痛、直腸の圧迫は便秘、膀胱の圧縮の結果として頻尿が起こり、尿毒症は尿管がブロックされることによって起こります。

これらの腫瘍が形成される原因は、老廃物や毒素がもともと弱い箇所、または疲労やストレスなどによって弱体化した、もっとも防衛本能が弱い器官に蓄積することだと考えられます。根本的な治療として、まずは毒素を生体から取り除くことが重要で、添加物、化学物質、農薬、重金属などの毒素はいかなるかたちであっても身体に入れないようにすること。 また身体の栄養素をバランスよく摂取し、それを活性化させることが必要です。

現代医学は、身体のどの場所に問題があるかによって、それぞれに異なった病名をつける傾向があります。

自然療法的観点からいえば、身体のどこにトラブルがあるのかは二次的な要因でしかなく、疾患という健康な状態ではない現象は、身体がスムーズに循環できないために起こる毒素の蓄積から生じると考えます。

要するにひとつの腫瘍を取り除いたとしても、根本的な原因=一時的要因の改善なしに再発は防げないということです。

線維性腫瘍とクレイセラピー

実際に月経中に多量出血を起こした線維性腫瘍がある、米国在住の50代の女性をクレイセラピーで治療したケースでは、毎朝1回、コップ半分の水にティースプーン1/2杯のクレイを入れて服用し、さらに下腹部にクレイ湿布を3ヶ月間続け、病院で再検査した結果、子宮の状態は20代で、腫瘍そのものも消えて無くなっていました。

また、卵巣嚢胞を持った別の症例では、外科手術以外に方法がないという状況の患者が、先のクレイセラピーを4ヶ月間行い、ダチョウの卵よりもはるかに大きかった嚢胞が縮小し、手術を避けることが可能となり、そのままクレイセラピーを継続したところ、最終的には嚢胞が完全に無くなりました。

クレイセラピーを行なった際、セラピーを開始して数週間で驚異的な結果が出ることは、珍しくありません。ただし完全に取り除くには、数ヶ月から数年かかる場合もあります。

なおクレイのほか、無農薬のオーガニックレモンの日常的な摂取は、毒素などの体内の過剰物質の除去を促進することができるのでお勧めです。デトックスが必要な状態なのであれば、1日2~6個のレモンを目安に摂るといいでしょう。

クレイ湿布の仕方

最初の2ヶ月間は、生理期間中の4日間(ノーマルな生理は3~4日)を除いてデイリーに下腹部に湿布します。湿布は最低でも2時間。就寝時に行なうのであれば、一晩つけたままにしておきます。

ペーストは2.5cmの厚みで10~12cm 四方の大きさがあればいいでしょう。クレイ湿布は、水で溶いた固めのペーストをそのまま肌にのせて、その上をガーゼで覆う、もしくはガーゼにペーストを包んで湿布シートを作り、それを下腹部にあてるという方法が便利です。

クレイペーストは特に温める必要はありませんが、もし不快に感じるようであれば、お湯でペーストを作る、スチームで温めるなど工夫してみましょう。また使用中に湿布が熱く感じたりした場合には、すぐに湿布を外し、新しい湿布と交換してください。

症状や状態によって、クレイ湿布は下腹部、胃、肝臓など、場所を移動して行ないます。ただし一度に複数の場所に湿布をすることは避けましょう。

クレイ湿布を始めると、おりものが増えるなど、好転反応ともいえる症状がみられるようなことがありますが、そのまま継続することで状況はすぐに改善していきます。

また人の身体は治癒の過程の中で毒素を粘液の中に封じこめ、それを膿などのような分泌物のかたちで、身体から排出していきます。粘液は白から黄色、緑色になることもあり、不快な臭いを放ちますが、一過性のもので心配はいりません。気になる際には、クレイウォーターで膣洗浄をすると改善が早まります。

溜め込んだ毒素と老廃物の排出は婦人科疾患だけでなく、すべての体調不良の改善に必須です。便秘などの解消も含め、身体の中をきれいにすることを意図的に行ないましょう。

もちろん身体の負担や毒素となるもの、コーヒーや砂糖、乳製品などの摂取も控えます。また、肝臓機能がアップできるように睡眠は充分にとり、血行と体液の流れを悪化させてナチュラルな排泄を遅らせてしまわないように、定期的な入浴や足浴なども、習慣的に取り入れてみてください。

このほかにもクレイセラピーは月経痛、膣の炎症、帯下、無月経症、不妊症、PMSなどの症状の改善に、非常に適した自然療法です。

その時々の症状と状態にあわせてクレイペーストを使った「クレイ湿布」、「クレイパウダー」やキャリアオイルとブレンドして作る「クレイオイル」、ウォーターベースにクレイを加える「クレイウォーター」などでのデイリーケアを中心に、食生活をはじめとしたライフスタイルそのものを、より自然のサイクルに戻すことで、健やかな毎日を送っていただきたいと思います。

※国際クレイセラピー協会では、クレイ内服の推奨、および指導は行なっておりません

国際クレイセラピー協会
ICA国際クレイセラピー協会は、現代の暮らしに役立つクレイセラピーの研究・開発、クレイセラピストの育成・支援を目的に2009年4月設立。東京に拠点を置き、クレイセラピーの指導、資格認定を実施している。理事はオーストラリア在住のMatthew Masonと松本淑子。
フリーダイヤル
0120-327-900
ICAオフィシャルサイト
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