[テスト]セラピストとは? セラピーの種類と施術内容を一挙紹介!

これからセラピストを目指す人にとってはもちろん、既にセラピストとして活動している方にとってもプラスαの技術を取得する上で、どのようなセラピーがあるのかを知っておくことが必要です。そこで、57のセラピーやヒーリングの特徴を解説します。

セラピストとは

セラピストとは、主に人の心身魂にアプローチすることで、免疫力や自然治癒力を高めたり、本来持つ力や美しさを引き出すことにより、病・不定愁訴・トラウマ・悩みなどを解決したり、プラスに導いてゆく対人援助をする人たちのことです。

セラピーを行う過程では、心と身体や個々のセラピーに関する専門知識、さらに手技やカウンセリングなどのスキルを身に付け、また、自然のものや気エネルギーなども活用して1人ひとりのクライアントに対してオーダーメイドにアプローチしていきます。

セラピーの種類

セラピーは相手に施すだけではなく、自分で受けることも大切です。ここでは、心と身体に働きかける、さまざまなセラピーを紹介します。

セラピーを受ける際は、サロンや治療院のウェブサイト、セラピストのプロフィール等をチェックして、信頼できると思ったところを選びましょう。

また、病気を抱えていたり、アレルギーなどの慢性の不調を持つ方は、セラピーを受けるべきか、受ける場合はどのような療法が適するか、かかりつけの医師に相談してください。

アロマテラピー

植物の脂溶性成分を抽出した精油(エッセンシャルオイル)を用いた芳香療法。精油の香りを嗅ぐことで大脳辺縁系に直接働きかけ、自律神経などを整えるほか、オイルトリートメントによる経皮吸収作用により、血管拡張や筋肉の緊張の緩和なども可能とされている。アロマを使った入浴、コスメづくり、ハウスキーピングも普及。高齢者の認知症予防になることも話題になり、日本の森林の樹木や農作物(主に柑橘)を使った国産精油も登場している。

ロミロミ

ハワイに西洋文明が上陸する以前から伝わる伝統的なトリートメント方法。ロミロミとは「もむ、マッサージする」を意味するハワイ語。マッサージオイルを使い、手のひら全体、四指、母指、手根、前腕までを使用し、軽擦法、揉ねつ法、強擦法などの手技を組み合わせて行う。血液循環やリンパの流れを良くするほか、マナと呼ばれる自然界のエネルギーをとり入れる働きもあるとされている。

エサレンマッサージ

1960年代、ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント(人の可能性を追求する運動)を背景に、アメリカの「エサレン研究所」で誕生したボディワーク。波のようなロングストロークの手技が特徴だが、「アウェアネス・気づき」、「プレゼンス・ともに在ること」、「コネクション・つながり」を要素の1つとしている。そのため、人の身体を単なる肉体としてだけではなく、心、感情、精神を持つものとして捉え、アプローチしていく。

タラソテラピー

海洋療法とも呼ばれ、海の資源を用いたさまざまなプログラムを行う療法。温めた海水に入浴する、その中で運動をする、海藻や海泥でパックするなど、クライアントの利用目的や体調、体力などを考慮して、プログラムを提供していく。健康回復からアスリートのトレーニング、リハビリテーション、エステティックなど幅広い領域を網羅している。

クレイセラピー

地中の奥深くにある粘土を使ったナチュラルセラピーのこと。クレイを皮膚に塗布することで、毛穴の汚れをキレイにしたり、肌本来の機能を高めるほか、心を深くリラックスさせる働きもある。イエロークレイ、レッドクレイ、モンモリロナイトなど、異なる性質を持つクレイがあり、症状に応じて使い分けていく。クレイパックのほか、入浴剤として用いる、食用グレードのオーガニッククレイを少量飲用する方法もある。

バリニーズマッサージ

インドネシアの伝統的なオイルマッサージ。アーユルヴェーダと中国の指圧の影響を受けていると言われており、ジャワ王族の美容・健康のための技術として発展してきた。施術はオールハンドで、時間をかけてじっくり強めの圧をかけていくロングストロークが特徴。リンパの流れや血流を活性化する効果が期待できる他、手に宿る神聖なエネルギーでクライアントの心を癒すとも言われている。

アーユルヴェーダ

サンスクリット語で「生命の科学」を意味し、哲学から睡眠、食事、排泄、季節ごとの養生法などの内容が体系化されている。日本においては、「ヴァータ(風+空)」、「ピッタ(火+水)」、「カパ(水+土)」など体質・気質を分類する方法や、白湯を飲むデトックス法、瞑想、薬草を煮込んだセサミオイルでのオイルトリートメント、シロダーラなどが一般に知られる。アーユルヴェーダとアロマを組み合わせるメソッドなども登場している。

リンパドレナージュ

リンパの流れを活性化することで、身体の中に溜まった不要な老廃物などの排出を促進する手技のこと。むくみの改善などの効果が期待できるという。また、鬱滞を除去し、リンパ管の活動を維持・促進する効果があるので、エステティックやセラピーのサロンだけではなく、医療の現場ではリンパ浮腫の治療法に採用されている。

ヘッドマッサージ

文字通り、頭部をマッサージするセラピー。スマートフォンやPCの使い過ぎによって頭が疲れている現代事情から、最近巷で人気を呼んでいる。美容院などで髪を濡らして行うヘッドスパのほか、乾いた髪の状態で行うものもある。前頭筋、側頭筋、後頭筋などをまんべんなくほぐすことで、リラックスして眠る効果が期待できる。また、頭をほぐすことで顔が自然とリフトアップされるので、美容効果も望める。

フェイシャルトリートメント

主に美容を目的とした顔のトリートメント。「ニキビ・吹き出物」、「小顔」、「エイジングケア」、「美白」、「毛穴の開きの解消」など、クライアントの悩みに応じて、さまざまな手技やメソッドが開発されている。筋膜やリンパにアプローチするものや、中医学やつぼ、アーユルヴェーダなどの東洋医学に基づくものなど、その種類はさまざま。トリートメントと併せてパックや美容機器を使った施術を行うサロンも多い。

クラニオセイクラルセラピー

クラニオとは頭蓋骨、セイクラルは仙骨を意味し、日本語では「頭蓋骨仙骨療法」という。脳脊髄液は通常、規則正しいリズムで流れていると言われているが、足部や頭部などにズレがあるときなどは、このリズムが乱れているという考え方に基づき、セラピーを行う。5gタッチといわれるやさしいタッチで、脳脊髄液の本来の流れを戻すことを目的にしており、自然治癒力を高め、ストレスや緊張を緩めると言われている。

整体

主には筋肉をもみほぐすことなどにより、肩凝りや腰痛といった筋肉の緊張・痛みを軽減したり、臓器を本来の位置に戻したり、背骨の歪み等々を快方に向かわせる手技療法。手を当てて自己治癒力を高める日本式の整体から、ストレッチを加えたもの、美容を目的とした骨格矯正、カイロプラクティックの要素のあるものまで、その種類は多岐にわたる。整体師が開発した独自メソッドも数多い。

野口整体

整体協会の創立者である故・野口晴哉による、実践的な体育の理論。「活元運動」「愉気法」「体癖研究」「潜在意識教育」など手当てからメンタルのケア、自発的な運動を行うなどさまざまな方法がある。人間一人ひとりが本来持っている自然治癒力を最大限引き出すという考え方に基づき、アプローチしていく。

リフレクソロジー

足の裏や甲、ふくらはぎなどに存在する「反射区」を刺激することで、身体の不調にアプローチする手技療法。圧の優しい英国式、圧の強い台湾式、パウダーをつけての施術、オイルを塗布した施術など、さまざまなメソッドがある。リラクゼーションだけではなく、不妊やうつなどの不調に対しても働きかけることから、南アフリカでは国家資格になるなど、優れた自然療法の一つとして認知されている。

ハンドトリートメント

オイルなどを使って手に施すセラピー。手の反射区(ハンドリフレクソロジー)や爪もみ、手相と組み合わせたものなどがある。着衣のままでできるので、カウンセリング前に行ったり、家族のコミュニケーションツールとして、また、最近は介護施設での高齢者ケアなど、福祉の現場で活用されることも増えている。手と手が触れ合うことで、受ける人だけでなく、施術を行うセラピスト側にも癒し効果があると言われている。

ロルフィング

重力と調和した身体に整えることを目的としたボディワーク。筋膜を主とした結合組織に手技を用いて働きかけることで、それらを本来あるべき位置に戻すと、身体に記憶された心理的なストレスなども解放され、安定した心身の状態に導かれるという。1940年代にアメリカのアイダ・ロルフ博士によって開発された。

PNF

固有受容性神経筋促進法。脳や脊髄などの病気・ケガで身体の動きが制限されてしまった人向けに、リハビリテーションの1つとして開発された運動療法。医師のハーマン・カバットが開発し、理学療法士のマーガレット・ノットなどが発展させた。現在は、アスリートのトレーニングや肩凝り・腰痛の改善、ダイエットなどに応用されている。最大の特徴は施術者がクライアントの感覚受容器にアプローチすることで、柔軟性や関節の動きを向上させること。

タイマッサージ

タイに古くから伝わり、約2500年の歴史があると言われている。薬草医学、栄養医学、精神医学、マッサージの4つの部門からなる。施術の特徴は、指圧で凝ったところをほぐし、ストレッチでその筋肉を延ばし、最後に整体で身体の歪みを調整するというバランスの取れた施術であるところ。肩凝りから婦人科系のトラブルまでさまざまな不調に効果があるとされる。

トレガー・アプローチ

アメリカのミルトン トレガー博士が、エサレン研究所に呼ばれてデモンストレーションを行ったことがきっかけで生まれたボディワーク。本来の身体の感覚を呼び覚まし、自然治癒力を活性化させるという。頭の重さを感じながら首を揺らしたり、手首を持ち上げて振り子のように揺らすワークなどがある。「メンタスティックス」と呼ばれる“動きを感じながら動く”というセルフエクササイズもある。

ヨガ

サンスクリット語で「つながり」を意味する。古代インドから発祥。ある特定の呼吸をしながらポーズ(アーサナ)をとることで、身体の歪みを整えたり、内臓の機能を活性化させて、自己治癒力を高めていく。また、身体にフォーカスして動くことで内観性も高まる効果もある。ハタヨガ、アシュタンガヨガ、ラージャヨガ、陰ヨガ、クリパルヨガなど多種多様な流派がある。アロマと組み合わせたアロマヨガなども行われている。

ルーシーダットン

タイに古くから伝わる健康体操のこと。昔、タイには「ルーシー」と呼ばれる出家者たちがいて、長時間の瞑想や修業の最中に体調を整えるために、編み出されたと言われている。普通の人でもできるポーズがほとんどで、無理なポーズで限界に挑戦するようなものは非常に少ない。痛みや不快感、圧迫感、腫れ、こわばり、イライラなど、多くの不調に効果が期待できるとされている。

トークセン

「トーク」は叩く、「セン」はタイ伝統医学の経絡を意味し、タイ北部のみに伝わる文化的財産と言われている。全身の筋肉や腱の緊張を早めにゆるめるために用いられたり、タイマッサージの補助テクニックとしても使われ、使用する木槌や杭などの器具は、天からのエネルギーが入り込むと考えられている「雷が落ちた木」からつくられる。痛みが強い場合はハーブのオイルを使用し、患部の上から叩くことで施術の効果を上げていくという。

タッチフォーヘルス

筋肉に働きかけることによって、感情や身体機能のバランスを調整するという、1970年代に故・ジョン・シーD.C.によって開発されたメソッド。カイロプラクティック、オステオパシー、心理学、陰陽五行、経絡、栄養学などの原理を組み合わせてつくり上げられた。筋肉の反射を見ることによって身体の状態を診断し、治療していく療法を、医療ライセンスを持たない人にも使えるよう、体系化したもの。子どもから高齢者、犬や猫などのペットも対象内。

キネシオロジー

身体の歪みを調整するカイロプラクティックから生まれた療法で、姿勢が歪む原因を経絡、心理学、栄養学などを取り入れつつ発展してきたもの。具体的には、カウンセリングと筋肉反射テストでクライアントの潜在意識の問題を探り、根本原因を解決するためにさまざまなセラピーを行っていく。症状ではなく原因にアプローチしていくのが特徴とされている。

操体法

仙台市の医師である故・橋本敬三が、民間療法を自ら実践・研究して生み出した養生法。その考え方の基本は、クライアントが自身の「心地良い方向」に動くことで、身体の歪みを改善することで各種不調を解消するというもの。現在は、この基本をもとにさまざまな施術・ボディワークと操体法を組み合わせたものが開発されている。腰痛や膝の痛み、肩凝りなどに効果的と言われている。

アレクサンダーテクニーク

オーストラリアの舞台俳優・F.M.アレクサンダーが生み出したボディワーク。身体のメカニズムを理解して、心身に無駄な緊張がない状態に向けていく。日常の動作の中で頻繁に発生している首の圧迫を回避することで、身体の総合的バランスを向上させ、負荷のない姿勢に導いていく。劇団員やミュージシャン、ダンサーなどが多く取り入れている。

心理カウンセリング

ストレスなどが原因で心の不調を抱える人の話を傾聴し、セラピーの方向性や回数をデザインしていく。心理カウンセリングでは、薬を使わずに体験を通じてクライアントが持つ問題や症状を、解決・解消へ導いていく。一般的に、不眠症や自律神経失調症、摂食障害、人間関係の悩みを抱えているといったときに利用される。

ロールプレイ

役割を演じること。ものになって自分を語る方法のほか、1人で椅子に座って行ったり、複数人で創作ドラマや再現ドラマを演じたりする。他の役割を体験し、表現することで気づきが起こり、自分の枠を外して違う行動パターンを試みることでもう一度問題に立ち向かう力を与えてくれるという。演技を通すことで、自発的に正面から問題を解決しようとする手助けになるため、他のセラピーに取り入れられている。

EFTエネルギー療法

EFTとは、Emotional Freedom Techniques(感情を自由にするテクニック)の略で、アメリカのエンジニアであるゲアリー・クレーグ氏が生み出したエネルギー療法のこと。ひと通りの手順で、身体の上部から順に下部に向かって小指までの13カ所を、タッピング(指で決められたツボをトントンと叩く)していく。不安、恐れ、罪悪感などの心の苦痛や閉所恐怖症をはじめとした恐怖症、身体的な痛みなどへの効果が期待できる。

オプトロジー

眼の白目部分の強膜にある反射区に現れる赤い線を観察し、健康状態を判断する方法。ある臓器に対応する反射区に赤い線が現れている場合、その臓器が最善の機能を果たしていないことを意味し、また、線のサイズ、形、長さでそれぞれ異なる意味を持つという。クライアントの状態を判断した後のトリートメントは、ハーブやアロマテラピー、ホメオパシーなどオプトロジストによって異なる。

スリーインワン・コンセプツ

スリーインワンとは、「体・心・魂を統合する」という意味と、3人のアメリカ人によって確立されたメソッドであることに由来する。「身体的アンバランスを増幅すると筋肉が弱くなる」ということに基づく精密筋肉反射テストを用いるのが最大の特徴。クライアントが抱える問題の原因について、過去のどんな体験がトラウマとなったのかを探り、感情ストレスと身体の条件づけをさまざまな手法で解放していく。

リバライジング

インドの和尚コミューンで編み出されたボディワーク。現在の身体を否定することなく、ありのままの自分を受け入れ、自然に変わっていくのを待つというのが特徴。歪みや痛みを悪いものとして切り離すのではなく、身体が何を言いたがっているかに気づくことが大切と考え、今の自分を許すことによって自然に変わっていくのを待つ。通常は10回のセッションを、間をあけながら段階を追って行われる。

ブレス・インテグレーション

「呼吸を統合する」という意味で、円環呼吸で深い呼吸をし、体内に「気・プラーナ」を大量に取り入れる。そうすることで、潜在意識の中の観念システムに働きかけ、その人本来の呼吸を取り戻していくとされる。自己治癒力が上がり、これまで抑圧してきた過去の否定的な感情を解放し、今まで受け取ってこなかった才能、情熱、優しさ、誠実さ、無条件の愛などを受け取り、統合していくようになるという。

オーラ療法

手のひらを通してオーラ(高次のエネルギー)を入れていき、クライアントがうまくそのエネルギーに反応できると、自己治癒力が引き出されるというメソッド。身体が固くエネルギーが流れにくい人に対しては、整体を施して通りを良くしたりする。その後の反応は、それぞれの必要に応じて一人ひとり異なってくる。これまでの人生の全ての苦しみや悲しみの意味を、心の奥底から納得できるという。

カラーセラピー

色が持つさまざまな力を使って、人の心にアプローチしていくセラピー。8色のカラーでクライアントの心理バランスを見ていくリュッシャーカラーテスト、四大元素と錬金術をベースに構築されたフレイムカラーセラピー、オーラソーマなど、さまざまなアプローチ法がある。また、アロマテラピーやカードセラピーなどの各種セラピーと組み合わせて、独自のセラピーを開発しているセラピストもいる。

センセーション・カラーセラピーシステム

95年にカナダで生み出された、10色のアロマオイルのボトルを使ったセラピー。ボトルはそれぞれのカラーが司るチャクラやメッセージに合ったアロマオイルが調合され、クリスタルの波動も入っている。10色の中から直感で気になる色を6色選んでもらい、順番に2色ずつのペアに分けていく。この3つのペアは「過去」「現在」「未来」を表しているという。また、選ばなかった4色も重視する他、10色の中からヒーリングカラーを探したりと、10色全てを使うのが特徴。

アートセラピー

絵を描いたり踊るなどの芸術的行為をすることで、内的な自分や無意識領域の感情を表現し、心を癒していく療法。特に子どもなど、言語や行動で思っていることを表現できないクライアントに対して有効とされている。樹木の絵を描く「バウム・テスト」、山や川、人といった特定のシンボルを描いて風景を完成させる「風景構成法」、箱庭の中に1つの世界をつくる「箱庭療法」などがある。

ヒプノセラピー

人間の行動や考えをコントロールしていると言われる潜在意識に働きかけ、過去の傷を見直し、癒していくセラピー。私たちの思考パターン、態度などは、0〜13歳くらいの間にできあがり、そのときの経験がその人のその後の人生を限定してしまっていると言われている。ネガティブな行動や思考などをポジティブなものに変えたいとき、潜在意識にアクセスし、その原因と思われる不安やコンプレックス、過去のトラウマなどを克服できる可能性がある。

退行催眠療法

ヒプノセラピーの一種で、年齢退行療法と前世療法の総称。クライアントの幼児期や前世といわれるものに意識を戻し、クライアント本人が気づきがたい問題の再確認を行っていく。問題解決の糸口を他人に頼らず自ら見いだせるのが特徴で、人間関係などの問題の根源的な解決に、役立つと言われている。退行催眠療法を受けた後、3カ月間の自己催眠を行うと、問題解決につながるともされる。

インナーチャイルド

人間の心の中に存在するさまざまな側面の中にいる、「傷ついた子ども」のこと。誰の心の中にも存在し、大人として生きている人の生活に問題や混乱を引き起こすことがある。インナーチャイルドを癒すには、子ども時代の満たされない感情を発見していく。具体的には、誘導瞑想を使い、イメージ療法やアートセラピーなどさまざまな技法を使いながら、大人の自分と子どもの自分を統合させるワークを行うことが多い。

NLP

神経言語プログラミング(Neuro Linguistic Programing)の頭文字に因んだ、人間心理やコミュニケーションに関するスキルを体系化したもの。人間関係や過去のトラウマなど心理的にネガティブな物事の解消、目標の達成などに活用されている。1970年代にアメリカで開発され、セラピーの現場で急速に採用されるようになったが、現在は、ビジネスツールの一環として、また家族・友人関係に悩む人が学ぶケースも増えている。

箱庭療法

砂を敷いた57×72×7㎝の箱のなかに、用意された人形や建物、植物、ぬいぐるみ、石、貝殻などから気になるものを自由に配置し、1つの世界をクライアントに作ってもらう療法。完成後にクライアントとセラピストが作品を挟んで話し合い、自分の作品についてのイメージを深化させる質問をクライアントに投げかけていくこともある。このとき、セラピストは作品について批評や解釈などを一切せず、クライアントの自己治癒力を発揮するようにサポートをする。

瞑想法

意識を集中させ、澄み切った意識で宇宙や自己を感じるためのトレーニング方法。人類はこれまで、マントラを唱える、一点を見つめる、呼吸に意識を向ける、単調なリズムで身体を動かすなど、瞑想状態に入るためのさまざまな試行錯誤を行ってきた。現在、科学の進歩により瞑想の科学的解明が進み、指導技術が進歩しており、ビジネスパーソンが瞑想を取り入れることも増えている。

音楽療法

心身を癒したり、脳や身体機能を活性化したり、苦痛を和らげるために音楽を意図して用いる療法。クライアントが音楽を聴く「受動的な方法」と、クライアント自身が歌ったり、楽器を演奏する「能動的な方法」がある。ヒーリングだけでなく、医療や福祉の現場でも採用されている。音楽療法士は、クライアントの好みや反応から、最良の音楽を選び出して提供するのが主な仕事となる。

ハーモニックサウンド・ドレナージュ

人間を構成する約60兆個の細胞のなかに、不調和な細胞が1つでもあったとすると、そこから不協和音が響き始め、振動数にも乱れが生じ、その不協和音が不調や病気を引き起こす要因になるとして、身体をチューニングしていくヒーリング。シンギング・リンという楽器を身体に当てて奏で、この細胞の乱れを整えて、心と身体のバランスを取り戻していく。慢性的な倦怠感や不眠などに、心の状態が影響していると考えられる症状で悩んでいる人におすすめ。

過去世回帰

主に誘導催眠により過去世を体験することで、トラウマのありかを明らかにし、自分の目的やテーマを見つけるセラピー。トラウマの原因を現世では見つけられない人が利用し、癒されることがある。ただし、全ての人が誘導催眠ではっきりと過去を見られる訳ではなく、人によって感じ方・見え方はさまざま。出てくる過去世は、現在のクライアントの状況に共通点があったり、旅行で訪れていた土地といったケースが見られるという。

クレアボヤンズ

「透視」という意味で、自分自身の本質とつながる方法の1つ。透視するためには自分のエネルギーをクリアにする必要があり、クリアにしていくことで自分や相手の本質に触れることができるという。適切な方法を持っている人の指導のもとで練習し、開発さえされれば誰でもできるようになる能力だそう。なぜ自分はここにいて、何をするべきなのか、人生をより快適にするためにはどう行動すれば良いかといった疑問を持っている人におすすめ。

ゲシュタルト・セラピー

心の葛藤や問題の原因が過去にあっても、クライアントの過去や無意識は重視せず、今ここに存在する自分を大切にするセラピー。各種ワークを通じて、今ここの、あるがままの自分の感情や欲求に気づき、理解していく。手法の1つに、自分以外の人やものに「なる」というものがあり、他者の前でパフォーマンスをしながら、自分の心の中に何が起こってくるかに気づいていくという。

クリスタルヒーリング

パワーストーンを使って心や身体を癒すメソッド。クリスタルは古来、エネルギーの源として活用されてきたが、そのエネルギーを利用して「細胞の活性化」や「感情のブロックを除去し、生体内に停滞しているエネルギーを動かす」ことなどを主な目的としている。パワーストーンの種類や使い方は、クライアントの悩みやアプローチしたい場所などに応じてさまざまなものを使い分ける。また、その他のセラピーにクリスタルヒーリングを取り入れた独自のセラピーもある。

カードセラピー

カードからのメッセージを通じて、気づきや学びを得るセラピー。セラピストがカードを使う場合、“クライアントがカードを通して心を見つめ、自らで未来をつくる”ようにするのを目標とする。オラクルカードは、2000年頃に日本に入ってきたと言われ、ドリーン・バーチュー氏のエンジェルオラクルカードをきっかけにさまざまなデッキが登場。聖人、神様、イルカ、妖精、妖怪、ユニコーンなど、“目に見えない存在”をモチーフとしたものが多い。日本初のカードとしては、「日本の神様カード」などが人気を博した。

アニマルセラピー

正式には「動物介在療法」という。馬や犬、猫、うさぎ、鳥、モルモットなどの動物と触れ合うことで、心の癒しを体感できるセラピー。その歴史は、古代ローマ帝国の時代に、戦場で傷ついた兵士のリハビリとして行われていた「乗馬療法」まで遡る。動物と触れ合う「動物介在活動」、対象者の身体的、社会的機能の改善を目的とした「動物介在療法」、児童教育の一環として行う「動物介在教育」の3つの活動がある。高齢者施設のボランティアなどに多く使われている。

気功法

「気」は、人間の身体の中に存在しており、私たちの活動を支える根源的な生命エネルギーと言われている。一方「功」は、鍛える、積み上げるという意味をもっている。つまり「気功」とは、人体の根源的な生命エネルギーを一定の方法に基づいて自ら鍛え上げていく、ということになる。流派・流儀や指導者によって動作や方法が異なる。外部の気を取り入れる方法もある。

レイキ

故・臼井甕男氏によって創始されたエネルギー療法。弟子の林忠次郎から日系アメリカ人のハワヨ・タカタを通じて全世界に広まった。現在、日本では海外から逆輸入された西洋レイキの他、日本伝統式のレイキなどさまざまな流派がある。手のひらから「レイキ」というエネルギーの一種を流すことで、クライアントを治癒していく。アチューンメントという儀式を受け、そのメソッドをマスターすれば、誰でもレイキを使えるようになるという。

オーラソーマ

イギリスのセラピストであるヴィッキー・ウォールが開発したカラーヒーリングセラピー。リーディングでは、オイル(精油)と水溶液から成る2層構造の100種類以上のボトルから、4本を選ぶ。最初に選んだボトルは魂の質を、2番目はこの人生で学ぶこと、3番目は現在の状況、4番目は未来を、それぞれ意味しているという。ボトル内のオイルを身体に塗布してもよい。

ストーンセラピー

専用の石を温め、ハンドと石を使って全身をトリートメントするセラピー。専用の石には遠赤外線効果があるため、石の持つ温熱が身体の内側にまで伝わることで、血流量が増加し体内温度が上昇、新陳代謝が良くなるという。ストーンセラピーに使用される石は、熱を維持する力に優れた天然の玄武岩などを使うのが基本とされている。

フラワーエッセンス

1928年、イギリスのエドワード・バッチ博士が創始した、花の精妙なエネルギーを水に転写したエッセンスによって感情を癒す自然療法。悲しみ、怒り、不安など、さまざまな感情に対応する草花のエネルギーがあるとし、そのエッセンスを含んだ水をスプレーしたり飲用する。バッチフラワーレメディを始めとする、草花のエネルギーを転写したエッセンスが主流だが、鉱物や動物のものも登場している。

ホメオパシー

ドイツ人医師、サミュエル・ハーネマンが創始した療法。「同種のものが、同種のものを癒す」という原則を元に、植物、鉱物などが持つバイブレーションを砂糖玉(レメディ)に希釈し、それを飲用することで自然治癒力を高めるというもの。たとえば、風邪の発熱時には、熱を抑えるレメディではなく、熱を促進させるレメディを摂る。身体の不定愁訴ほか、メンタルトラブルにも適用され、人間だけでなく、ペットなどにも処方されている。